一宮エリア
2015-07-10 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(7/2)後からは、南風が続いた印象で、波がどんどん無くなる一方でしたが、どのポイントも、腰~腹サイズには丁度良い地形が整っていたので形が良く、意外と遊べる週末(7/4~7/5)だったと思います。
今週(7/6~)からは、再び東よりの風が多くなり、平均胸~肩前後のサイズに持ち直して、一宮~サンライズが人気になってます。
それでは早速、各ポイント毎の地形レポートです。
【一宮】
火曜日(7/7)の16時半頃の写真です。
潮が上げ始めている時間帯でした。
相変わらずインサイドがメインとなった地形が続いていますが、最近は海が落ち着いていたせいか、カレントが弱くなり、ピークがまとまっていますよ。



【サンライズ】
7/7火曜日の17時半頃の様子から地形を判断しました。
ここは特に大きな変化はありませんでしたが、前回よりも全体的に地形がまとまり、ピークもはっきりしてきたようです。


右奥のレギュラーは、相変わらず胸前後のサイズに対しては、深い状態なので、波は厚めで間隔も長そうでした。。。

左側の方がピークも多めで人気があり、地形が前回と比べてインサイドまで長く乗れるようになってきていました。

ここは、全体的に潮が多くなると、どんどん波がタルくなってしまいそうな様子だったので、上げ満タン前後のタイミングは避けた方が良いと思います。
【東浪見】です。
火曜日(7/7)の18時頃の撮影です。
潮は上げに向かう途中で、ミドルタイドでした。
ここも大きな変化はなく、左側を除いては深い印象ではありますが、前回と比べると、右側も含めて全体的にインサイドまで地形ができ始めていて、これまでアウトで消えてしまっていたピークも、前回より距離が乗れるようになっていました。


狙い目は胸前後のサイズの場合、ミドルタイド前後を基準にして、サクッと入るのが無難なのかと思います。
左奥は前回よりも浅くなってきているので、潮が少ない時間帯はカレントの影響を受けやすそうでしたよ。

【志田】
ここからは昨日7/8水曜日のチェックでの地形レポートとなります。
時間は6時半頃でした。
ここは最近の凪続きで、地形が更にインサイドよりになっていました。

左奥の地形もなくなってきているので、波数が少なく、上級者向けの小波といった様子。


【太東】
昨日7/8水曜日の7時頃。
ここはウネリが届かず、他のポイントと比べて、波が極端に小さい日が続いています。
サイズ不足に加えて、更にこの時は潮がほぼ満タンで、既に地形に対して潮が多いタイミングになっていましたが、堤防周辺まで地形は残っているので、ミドルタイドより潮が少なくなれば、膝サイズでも反応し始めてくる傾向です。

【夷隅】
7/8水曜日、7時半頃の様子からの地形判断となります。
ここも相変わらずインサイドがメインとなった地形で、前回と比べても、更にアウトでの反応が悪くなっている印象でした。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
水温は引き続き20℃くらいありますが、天気が悪いので、シーガルやロンスプがちょうどいいのかと思います。
まぁ晴れていて日差しが強い日は、スプリングやタッパーでもいけるかも知れませんが。。。
さてこの先も、サイズが小さくても何だかんだで遊べる波は残りそうです。
気になる台風は、勢力がデカいので動き次第ですが、個人的には前線がある限り普段よりはウネリが届きづらいのかと思います。
何れにせよ、このエリアに関しては、来週(7/13以降)までお預けの雰囲気ですね。。。
最近続いている、高気圧の張り出しからの波が、今の地形に反応したブレイクで、楽しんでおいた方が、良いかも知れませんね。
今回のレポートは以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。
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