一宮エリア
2015-07-17 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(7/9)後は、予想が外れあっさり台風9号絡みのウネリが到達したことで、志田~一宮にかけて肩~頭サイズをキープしていました。
南東よりのウネリだったので、この時の地形には丁度良く反応して、どのポイントも形のいいファンウェーブでした。
台風が遠かった為、ウネリの間隔も長く、特にハードな事も無く楽しめていました。
今週に入ってからは、台風9号ウネリは途切れましたが、すぐに11号の影響によるウネリが到達し、東浪見~一宮は再び頭~オーバーヘッドまで波が上がりました。
しかし、南ウネリとなってしまったので、太東~志田周辺は、他よりサイズ/パワー共に控えめ印象でした。
まぁー何だかんだで毎日波がありますので、梅雨時ながら十分楽しめた一週間だったと思います。
それでは各ポイント毎の地形レポートです。
【一宮】
水曜日(7/15)の7時半頃の様子からの地形レポートになります。
台風のウネリが入り、ビーチの砂ごと全体的に地形が沖に出て行ってる様です。



波が落ち着けば、もっと詳しい地形が読めると思います。
【サンライズ】
7/15水曜日、8時半頃の様子からすると、一宮と同じく、全体的に地形が沖に出て行ってました。


このポイントでやるなら、右側の堤防周辺の方が、サイズのわりに易しいブレイクなので、いいのかと思います。
この様なサイズなら潮の時間帯も関係なく、1日を通して楽しめていているようですよ!

ミドルタイドを基準にして狙うのがベストな地形かも知れません。
【東浪見】
水曜日(7/15)の9時頃の状況からの地形レポートです。
南ウネリなので、この辺まで南下してくると、一宮と比べてワンサイズ落ちていました。
ここは前回(7/9)より、全体的に砂が一定についていて、地形が平になってきましたね。。。
台風の影響でウネリのスケールが大きくなり、左側半分の地形は一掃され、早いブレイクが目立っています。

最近は右奥の地形が整い始め、右側半分の広い範囲でサーフィンできているので、人気があるようです。


【志田】
水曜日(7/15)の10時頃。
ここは、東浪見よりも更にワンサイズ小さいコンディションでした。
先週末(7/12)までの、南東よりのウネリの方がよかったのかと。。。
前回(7/9)と比べて大きな地形の変化はありませんでしたが、全体的にジワジワと更に平になってしまい、ダンパーが多かったですね。
中央付近はカレントの地形もなく、狙うピークは左奥の上級者向けなレフトか、右側堤防横のレギュラーの地形に限られています。


ここを狙うなら、ミドルタイドを基準として下さい。
引き始めからか、上げ始めてからが、ゆっくりできるタイミングなのかと思いますよ。
【太東】
7/15水曜日の10時半頃。
ここは完全に南ウネリをかわしてしまって、膝~腰サイズ。
初心者の方やロングボードに適したコンディションになっていました。
地形は、前回(7/9)までの状態をキープしています。

この時は一番引いている時間でした。
【夷隅】
ここもやはり昨日7/15水曜日、時間は11時頃でした。
地形は、前回(7/9)までと比べて、だんだんアウトよりになってきましたが、今のところはテトラ周辺も未だ深いままの状態でした。
No.1に限っては、堤防沿いに出るカレントの影響で、際のレフトがあるものの、かなり強烈な波質なのでオススメはできません。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
続いて水温ですが、
やはり台風の影響で沖の潮が入り、前回(7/9)の更新時よりも冷たくなっています。。。
シーガルが無難なのかと、、、最近は外気が30℃級なので、タッパーなどの軽装でやっている姿も見かけますが、長い時間の入水は厳しそうですよ。
さてこの先も、台風の勢力が大きいので週末までウネリは残りそうですが、台風が北上していく予報なので、西よりのウネリになってくると、このエリアは小さくなってしまうかも知れません。
更に、台風が日本海側に抜けると、南風が吹いてしまうので、波は落ち着く一方なのでは?
このエリアを狙うのであれば早めの行動がオススメです。
でも今年は、また新しい台風が発生するようなので、楽しみは続きそうです。
このエリアに直接影響するのはまだ先になりそうですが。。。
今回のレポートは以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。
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