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一宮エリア

2015-07-31 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(7/23)後は、期待していた台風12号は何の影響もなく、ウネリも届かないまま終了してしまいした。

ただ、スモールコンディションながらもミドルタイドを基準に狙えば、一宮~東浪見にかけてアウトまで地形があるので、腰~腹サイズにも対応でき、なんだかんだで練習できていましたよ。

このエリアの中では特に一宮の堤防横のレギュラーや、一番北側のエリアがかなりの人気っぷりでした。
更に、午前中をメインに夷隅が意外に穴場でしたよ。
太東や志田周辺は、ベタ凪状態が続き地形もなくなってしまい、残念な様子になってしまいました。。。


それでは、各ポイント毎の地形レポートに行きましょう!


【一宮】
7/29水曜日13時頃、上げに向かう最中のミドルタイドの時間帯での地形レポートです。

大きな地形の変化はありませんね。
先週(7/23)までの右側の堤防横の地形も崩されることなく、しっかり残っています。
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しかし、このエリアの中でも特にサーファーが集中しているので、1日を通して混雑していますね。
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全体的には最近の腰前後のサイズだと、インサイドがメインとなる地形となっています。

また、海水浴場内ではありますが、前回(7/23)に引き続き、左側の堤防横のインサイドにも地形がありますよ。
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朝一や夕方に狙ってみるのも良いのでは?

タイミング的には、潮が引きに向かう時間帯がよさそうですが、上げ下げ関係なく、ミドルタイドを狙うのが無難なのかと思います。
また、胸位あれば、ボヨつきはしますが、多少潮が多くても十分できる地形です。



【サンライズ】
水曜日(7/29)の14時頃の状況から地形を判断します。

全体的には、アウトまで砂がたまっていて、いい状態の地形をキープしていますが、最近のスモールコンディションでは、さすがにピークがインサイドになってしまっています。
中央~右側半分は、特に反応が悪くなってしまいましたね。
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ただ腹~胸サイズあれば、広い範囲でレベルにあわせてピークを選べるコンディションになりそうな地形です。

前回(7/23)以後も引き続き、左側の堤防周辺からインサイドにかけて、形のいいピークが出現して人気の地形があるようですね。
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ここの狙い目は、どちらかと言うと上げに向かうタイミングなのかと思います。
このサイズでは、満タンに近づくほど波が厚くなる傾向なので、やはりミドルタイドを基準に狙うのが無難そうな地形です。



【東浪見】
7/29(水)14時半頃の様子からの地形レポートです。

この日はサイズ不足と言うこともありますが、全体的に日に日にアウトの地形が無くなっているような気がします。
ピークが限られてきていますね。

サンライズ同様に中央から右側半分は、かなり反応が悪くなってしまいました。
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左側の堤防周辺の地形も、サイズに対して地形が深い様子で、レフトの形はいいものの、潮が満タン寸前になると波数が少なく厚い波が目立ちます。
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中央のレギュラーの地形にサーファーが集まっていますが、潮が少ないほどサイズも落ちて力の無い波質になるようなので、
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引き始めを狙うか、ボヨついていても上げに向かうタイミングでミドルタイドから狙い、満タン前にあがるのがbetterかも知れません。



【志田】
7/29水曜日の15時頃、潮が満タンのタイミングでほぼ止まり、乗れる波はかなり少なくなっていました。。。
ここ何週間かは、膝~やっと腰くらいのサイズの日が続き、堤防周辺も含めて最近はカレントも弱い為に前回(7/23)までの、レギュラーの地形もどんどんなくなっている傾向です。
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全体的に砂がビーチにあがってしまって、ショアブレイクのみのコンディションになってしまいました。
サイズが上がって地形に変化がなければ、太東とほぼ変わりませんね。

あまりオススメできませんが、どうしてもここにこだわるのなら両端の堤防横狙いで、
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引き始めから潮の少ない時間帯に限られてしまいそうです。

今週末にはプロジュニアのコンテストが予定されていますが。。。



【太東】
7/29水曜日の15時半頃の様子で地形レポートと行きたい所ですが、これじゃ~。。。

ここはフラットコンディションが続いていて、海水浴場エリアから外れても厳しい様子です。
志田と同じく砂がビーチに上がってしまっているので、地形もなくなってしまったようですね。
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一度大きなサイズアップがない限り、当分の間はダメかもしれません。

普段ここを狙っている方には、一宮の一番北側のエリアをオススメします。



【夷隅】
水曜日7/29、16時頃の様子から地形を読み取ります。

潮が満タンだったので、ここの狙い目からは外れる時間帯でしたが、波数は少ないものの、このタイミングとこのサイズのわりには、距離が乗れるブレイクをしていました。
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地形は、ジワジワ手前よりになっている傾向ですが、まだ十分アウトまで砂がついているようですね。
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前回の更新(7/23)後は、朝の潮が少ない時間帯に人気でした。

狙い目は、ミドルタイドを基準に、引きに向かうタイミングとなりそうな地形ですね。
潮が少ない時間帯には、アウトにピークができていましたよ。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


続いて水温ですが、
今週(7/27~)に入ってからは、南風がおさまり、東よりの風に変わって、ジワジワと温かくなってきました。
最近は、25℃前後まで上がってきたので、朝イチはタッパーが必要かと思いますが、日中から夕方にかけてはトランクスだけでもできるようになりました。
不安な方でも、スプリングがあれば問題ないのかと思います。

ただし!
再び南風が吹き続け他場合は、またしても急激に冷たくなりますので、充分風を読んで判断して下さい。


さてこの先は、赤道付近に熱帯低気圧ができる予報もありますが、直接影響が出るのはまだまだ先になりそうです。
ただ、水温低下同様、南風が強く吹かなければ、波が急激に下がることもなさそうですので、腰~腹、時間帯によっては胸近くのサイズをなんとかキープしてくれるのでは?

また、これから来週にかけて、潮の動きが大きくなるので、波/ブレイクも変化し易くなりそうですので、狙いたいタイミング/時間帯より、多少早めの行動を意識した方が良いかもしれませんね。


今回のレポートは以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。

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