「2015年夏・キャンプ旅のススメ②」
2015-08-13 更新
仲間と焚火を囲んでサーフィンの話しをしながら酒を飲む。子供たちは昼間に拾った小枝の先にマシュマロを刺して焚火で焼き、ビスケットに挟んで頬張っている。焚火を囲んでの団らんはキャンプならではの醍醐味だ。
2015年は千葉に2回、伊豆、そして奄美大島でキャンプをした。
千葉では、GWの3日間を南房総の「オレンジ村」というキャンプ場で過ごした。
ここは千歳、千倉ポイントから車で5~10分という好立地条件のキャンプ場だ。キャンプ場は山の中のみかん畑の空いたスペースにテントを張る感じ。
なんとなく緩いキャンプ場で非常に居心地が良かった...。
シャワーやお風呂の設備もあるし、僕らのサイトにあったトイレには、なんと!ウォシュレットまでついていた。
キャンプ場はおじいちゃんとおばあちゃんが経営していて、この時は地元で獲れたというシメサバをご馳走してくれた。
その他、キャンプ場では季節に応じてみかん、レモン、夏ミカン狩りなどもできるようだ。
今年のGWは波のサイズはあったものの、風がなかなか合わず。それでも1日だけ無風で胸サイズというコンディションの良い朝があった。
僕のおすすめランク ☆☆☆☆
注)このキャンプ場は山の中なので、虫がダメな人には向かない...。
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子供達に水族館のような澄んだ海を見せたかった。
沖縄や離島のリゾートに行くよりも、まず頭に浮かんだのが奄美大島でのキャンプだった。
家族全員で出かけるので、夏休みに入る前の安い時期に飛行機(LCC)をとった。
そのため、小学生の娘には悪いけど、三日間ほど学校を休んでもらった。
テント、タープ、テーブル、椅子、サーフボード、ボディボード、釣竿、浮き輪など、キャンプ道具と遊び道具で荷物の総重量は100kgほど...。
一人当たりの預け荷物制限が20kgで、家族が4人。機内持ち込みが10kgなので、結構ギリギリだった。
到着した日は50年に1度と言われるほどの大雨で、とてもキャンプなどできる状況ではなかった。
手配していた軽の1BOXに荷物を積むと、当てもなく走り出した。予算が限られていたので、スマホで島一番に安い「涼風」というドミトリーを見つけて電話をしてみた。
小さな子供が二人もいるので、最初はNG気味だったが、オーナーもこの大雨で不憫だと思ったのか受け入れを了承してくれた...。
宿のおばちゃんともすぐに打ち解けた。夜は宿泊客と宿のオーナー家族で酒盛り。ドミトリーなので、世界中を旅してきた人や奄美大島に移住を考えている人たちがほとんどで、楽しい話は夜遅くまで続いた。
こうして色々な人と関われるのはドミトリーの魅力だ。
翌日も雨と風で海にも入れなかったので、車でドライブ。奄美大島は海だけでなく山も深くて探検するところが一杯ある。
雨が少し上がったので、山の中を少し散策するとカエルやイモリが沢山いた。
そして、ハブに出会わないように慎重に散策した。
結局午後になっても雨は止まず、この日も「涼風」へ引き返すことになった...。
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滞在3日目、手広という奄美で一番メジャーなポイントをチェックするとサイズは胸くらい。
子供達は海水浴、僕も早速着替え、サーフボードを持って海にダッシュした。
水は生暖かい。そして、波は力強く、テイクオフが追いつかないほど急に掘れあがる波もあった。
ショートライド中心でパーリングもしたけど、楽しい波だった。
1時間ほど波に乗って海から上がった。駐車場で着替えているとキレイなレディースサーファーが僕の子供達と遊んでくれた。
僕も挨拶をして自分達がキャンプ場を探している話をすると、今日オープンするキャンプ場が近くにあることを教えてくれた。
来る前にネットで調べていたのだが、サーフポイント周辺には余りキャンプ場がなく、勝手に砂浜でキャンプも考えていた。
しかし、キャンプ場があるならそこに行く方が安心だ。
手広から車で5分ほどにあるキャンプ場の名は「Outdoor Space Koya」
海の見える高台にあってロケーション100点!施設もキレイで100点。レンタルなども全て揃っている。
その上、オーナーはローカルサーファーで超がつくメローなナイスガイだった。
僕らは第一号のお客さんとしてとても喜ばれた。
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次回の「One Earth」は奄美大島での滞在の続き。
ハルさん目線で奄美大島の魅力をお伝えします。
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