一宮エリア
2015-08-15 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(8/7)直後は、波が穏やかで物足りないコンディションが続いていましたが、予想していた台風が小さいながらも、なかなかいいコースで接近してきたので、9日(日曜日)にはウネリが届き始めました。
しかし前回の台風から間が空いてしまった為、地形は小波用となっていて、サイズは上がったもののイマイチな反応となってしまいました。
しかも、北よりの風が吹いてしまい中途半端な様子でした。
そして、とうとう出ましたサメ騒動。
8/12水曜日の夕方は、サメの目撃情報が広がり、このエリアのほとんどのポイントで、サーファーや海水浴客が海からあげられてしまう騒ぎとなりました。
普段からその辺にいるのになぁ~。。。
【一宮】
8/12水曜日の13時半頃の様子から地形をレポートします。
あまり大きな時化ではありませんでしたが、今回のサイズアップによって、インサイドにたまっていた砂がアウトに出ていました。
しかし、海水浴場エリアも含め、全体的にインサイドに差し掛かるセクションにカレントが入ってしまったせいで、スムーズに繋がりにくい地形になっています。


前回(8/7)までの右側のレギュラーの地形も残っていて、サイズのわりに易しい波質でしたので人気がありましたね。

潮が多いほどボヨつきが目立ってきそうな地形でした。
【サンライズ】
水曜日8/12、14時頃の状況から地形を判断します。
ここもサイズアップの影響で、前回(8/7)よりも地形がアウトよりになりました。
一宮と比べると、インサイド周辺の地形も整っている状態なので、スムーズに乗り繋げそうです。


でも逆に言えば、若干深めな地形とも言えそうですね。


【東浪見】
水曜日の14時半頃の写真です。
ここは意外なことに、大きな変化はありませんでした。
左側半分は、前回の更新(8/7)時よりも、地形がアウトまで出ていて、このポイントの中では力のあるブレイクになっています。


中央から右側はそこまで変化がなく、どちらかと言うとインサイドよりの地形になって、ハードではないもののショアブレイク気味な波になっていました。

この時は潮もほぼ満タンのとなる時間帯でしたが、やはりウネリはまとまっていて形よくブレイクする波が増えていましたね。
波が落ち着いてしまっても対応できる地形だと思います!
【志田】
8/12水曜日の15時頃の地形チェックです。
ここは、今回の台風ウネリもイマイチ届くことなく、ビーチに砂が上がったままの状態が続いています。



引きに向かうタイミングは、カレントの影響を受けてしまうので、複雑な波になっているようです。。。
【太東】
8/12水曜日、時間は15時半頃でした。
ここも台風のウネリが届くことなく終わってしまいました。
地形に関しても、砂が手前に寄ってしまってアウトからの反応はなくなっていました。

潮が多くなるとサイズが出てきていましたが、距離が乗れる波ではなく、ガスト方面までダンパーなショアブレイクとなっていて、テイクオフの練習しかできそうもない地形ですのでオススメできませんね。
【夷隅】
同じく水曜日8/12の16時半頃の様子から地形を判断します。
前回(8/7)よりも更に、全体的にアウトまで地形が出ているので、胸~肩くらいのサイズがあれば、十分距離が乗れるようになっています。



干潮時は、かえってカレントが目立ち波がヨレてしまうかもしれません。
なので、波が残っているうちは、レベルに合わせたタイミングを選べそうです。
サイズが下がってしまった場合は、ミドルタイドを基準にチェックするのがいいのかと思います!
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
続いて水温ですが、
台風の影響で吹き込んだ北風のお陰で、スプリング・タッパーで問題なくできるようになりました。
個人的には最近はトランクスだけでやっています。
ただし、再び南風に変わってしまうと、水温が下がってしまう恐れもあるので、この時期はリアルタイムの情報を参考にしてください。
さてこの先は、
動きが遅いものの、台風は遠ざかってしまっているので、ジワジワサイズが下がってしまいそうですので、この数日(~8/14)が勝負になってしまいそうですね。
また次の低気圧に期待したいです。
今回のレポートは以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。
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