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一宮エリア

2015-08-22 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(8/14)からも、スモールコンディションが続いてしまい、一宮~東浪見、夷隅の限られたポイントでしかサーフィンできていませんでした。

しかし、それらのポイントでは、朝イチの風の無い時間帯から午前中の引きに向かうタイミングを中心に遊べていましたよ。

サメ騒動もありましたが関係なく賑わっていました。


それでは、各ポイント毎の地形レポートに行きます!
がしかし、台風の影響でかなりの大時化が続きそうですので、今回の地形レポートは、地形同様にリセットされてしまうかも知れません。。。



【一宮】
8/19水曜日の15時頃の様子から地形をレポートします。
前回(8/14)と大きな変化はなく、変わらずアウトがメインとなった地形が続いています。
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この日からは、サイズも胸前後の波が入り始め、海水浴場エリアを含めて全体的にアウトからブレイクしています。
しかし、ミドルセクションが深くなったままの状態なので、潮が少ない時間帯で、なんとかインサイドまで乗れている様子でした。
やはり正面右側のレギュラーの地形が御約束のようですね。
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このサイズなら、今の地形でちょうど遊べていますが、台風の影響が出てきた場合は、アウトを中心にクローズしてハードになってしまう可能性があります。
オススメは、潮の上げ始めからの入水ですね。



【サンライズ】
8/19水曜日15時半頃の状況から地形を判断します。
ここも地形の変化は無い様です。
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全体的にピークが多く、広い範囲でサーフィンできているので、混雑を避けることもできそうです。
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左側奥はインサイドの地形がなかなかできあがらずに、アウトがメインとなった地形になっています。
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8/18火曜日までは、腰前後のサイズしかなかったので、潮が上げに向かう午後からは、イマイチとなっていましたが、この日(8/19)からは、胸ちょいまでサイズがあがり、午前中の引き始めや、上げ始めからのタイミングで波がまとまり形がよくなっていました。
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右奥のレギュラーが、波数は少ないものの、東浪見の右奥よりも砂がついているので、潮が少ない時間帯なら距離が乗れるコンディションでした。
ここの地形は、夕方の潮が満タンになる時間帯に波数が減っていたので、このタイドは避けた方がいいかもしれません。

このエリアの中では、ここサンライズを基準にポイントを選べば、作戦的にはいいのかと。
あとは風次第ですね。
ただし、どんどんサイズアップしてるので、地形の変化が激しくなりそうです。。。



【東浪見】
水曜日8/19、時間は16時半頃の地形チェックです。
この時は、上げに向かうミドルタイドでしたが、ここも地形に変化が有ったようには見えませんでした。
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相変わらず、インサイドがメインとなった地形が続いていますが、所々カレントが出ているピークもあるので、地形が良くなる可能性もありそうです。
しかし、そうなる前に台風でリセットされてしまうかもしれませんが。。。
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前日(8/18)までは、午前中の潮が引きに向かう時がオススメのタイミングでしたが、やはりこの日からは若干サイズも上がり、午後からの上げに向かう時間帯にも、波がまとまって十分練習できる様子でした。
ただし、カレントの影響を受けて、サイズのわりに力のあるブレイクです。
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最近の地形は、胸以上のサイズがあれば、意外とこのくらいの時間帯も狙い目になるかもしれませんね。
がしかし、繰り返しますが今回の急激なサイズアップで、どんどん地形が変わりそうですので、ご理解/ご承知下さい。



【志田】
ここからは8/20木曜日現在での地形レポートとなります。
この時は15時頃でした。
ここも今のところは、前回(8/14)と変わらずインサイドがメインとなった地形が続いています。
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ショアブレイク気味な波が目立っていて、写真のようないい波は、かなり少ない状況ですが、この先、地形の変化に期待できそうです。
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この日からは、台風のウネリも届き始め、南東ウネリながらも、しっかり反応して力のある波質なので、上級者向けなコンディションになっていました。
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この時は、潮が上げ始めの時間帯で、インサイドにも水が乗りウネリがまとまり、狙い目となるタイミングだったと思います(?)。
このエリアの中では、このウネリを交わしている方ではありますが、意外やウネリが届くのが早かったので、ここは今回の時化での地形変化に期待しましょう。



【太東】
8/20木曜日の15時半頃の写真です。
ここにも既にウネリは入り始めてはいましたが、地形が無くなってしまっているので、今のところ反応はイマイチな状態です。
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上げ始めていましたが、潮はまだまだ少ない時間帯なので、個人的にはもっと良いかと思っていましたが、ここは周りのポイントがクローズしてからで、ちょうどいいのかと思います。

この状態なら、引きに向かうタイミングの方が良さそうです。
志田と同じく、ガスト方面までビーチに砂があがっているのでアウトの反応が悪く、今回のサイズアップで新しく地形ができて欲しいところですね。
今回の大時化後は期待できるかも知れません。
この日でちょうど海水浴場も終了となり、これからブイの撤収作業が行われますし、サーフビーチの復活ですよ。



【夷隅】
木曜日8/20の16時頃の様子からの地形レポートです。
アウトまで砂がついていて、前回(8/14)までと変わらず、地形はいい状態のようですが、前日(水曜日8/19)までの胸~肩サイズなら。
といった感じでした。
ここもこの日からは、台風のウネリが届き始め、既にギリギリの状態で、セットが来てしまうとかなりハードでした。
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当然今日(8/21)は、アウトの地形にまともにヒットしてクローズしています。
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更に地形が良かった分、サイズが上がってしまうと、ポイント全体がカレントだらけとなってしまいオススメはできません。
と言うか大変危険です。
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ここは、台風が通過し海が落ち着いてからの方が間違いなく良いです。
ただ、この大時化で地形がどうなっているか?想像できませんが。。。
あしからず。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になりますが、途中何度もお伝えしたとおり、今回レポートの地形は次回にはリセットされている可能性が大きいので事はご認識おきください。


続いて水温ですが、25℃前後で安定しているので、トランクス海・タッパー、もしくはスプリングでやれています。
しかし、やはり台風の大時化で海が掻き混ざる影響も含めて、強めの南風が続いてしまうと、急激に下がることもあるので、常にその日の波情報を参考にして下さい。


さてこの先は、既に台風のウネリが届き一宮~東浪見にかけて急激にサイズアップしています。
この地形レポートの日(8/19~8/20)は、どうにかクローズしない範囲でやれていましたが、今週末はハードなコンディションが予想されますね。
太東~志田では、どうにかできそうな気がしますが、無理のない行動をお願いします。

この時化をきっかけに、これまでインサイドがメインとなっていたポイントも、新しい地形ができる期待大なので、海が落ち着いた後が楽しみですね。
来週の火曜日からは、太東~志田にかけて、NSAとJPSAのコンテストが行われる予定ですので!


今回のレポートは以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。

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