南房総エリア
2015-08-27 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

前回の当コーナー更新(8/19)後辺りから、台風16号のウネリで徐々にサイズUP!
その後20日(木)には、ほぼ全域でクローズ気味に。。。
そして翌日21日(金)から今日現在(26日)まで、未だクローズアウトが続く南房総エリアですが、果たして大きな地形の変化は!?
今週も、早速お届けしたいと思います!
まずはいつも通り『千倉』から。
海水浴場開設期間最終日(8/23)を待たずして、台風の影響で今年の夏は終わってしまった様です。
海には、海水浴客は勿論、サーファーもおらず数人のライフセーバーのみという寂しい状況に・・・。
そして気になる地形ですが、スープの感じからしてデコボコには、なってはいない様ですね。
この強烈なオンショアが収まってからのチェックが楽しみです。
8月25日(火)、ロータイド約30分後の監視所前。
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8月25日(火)、ロータイド約30分後の教習所前。
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海水浴場開設中は、エリア規制の御協力、有り難うございました。
次はお隣『千歳』。
前回(8/19)迄、深めだったミドルの地形ですが、この写真からすると解消された様ですが。。。
ただ、かなりのアウトから波がブレークして、その勢いのまま真っ白なスープが、インサイド迄押し寄せているので、確かな地形レポートは落ち着いてからと言う事で、御勘弁下さい・・・。
8月25日(火)、ロータイド約40分後の正面。
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そしてこちらの右寄り、下の左寄りも正面と同じ様な状況でした。
8月25日(火)、ロータイド約40分後の右寄り。
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8月25日(火)、ロータイド約40分後の左寄り。
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正面から左寄りにかけてのインサイドですが、砂が削られリーフが剥き出しになっています。

そして和田方面『花籠』。
前回(8/19)のレポートで、「台風が直撃でもしないと、ビーチに上がってしまった砂は、海に戻らないのでは・・・。」等と不謹慎な事を述べましたが、沖合を北寄りにそれたにも関わらず、連日の台風スエルで大量の砂が海に戻った様です。
逆に、直撃していたらと思うと「ゾッと」します。
河口も本来の位置へ戻りました。

こちらもスープの感じから察すると、ミドルの「ドン深」地形は解消された様です。
8月25日(火)、ロータイド約1時間後の正面。
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そして右寄りも、正面同様平らになった様です。
8月25日(火)、ロータイド約1時間後の右寄り。
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いずれにしても、落ち着いてからが楽しみですね!
そして、旧公民館よりですが、これだけサイズが有るにも関わらず、ミドル付近でウネリに戻りがちでした。
8月25日(火)、ロータイド約1時間10分後の旧公民館前。
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続いて『大原駐車場前』。
こちらは、花籠同様スープが規則正しく押し寄せていましたので、地形復活の兆しが見えます!
8月25日(火)、ロータイド約1時間10分後の大原駐車場前。
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※下の写真は、堤防を乗り越えて松林迄波が押し寄せたであろう、台風の爪痕です。

そして最後に『白渚』。
クジラオブジェ右寄り。
前回の取材時と、ほぼ変わらない遠浅の地形となっている様です。
エキスパートでしたら、乗れそうな波もブレークしていました。
8月25日(火)、ロータイド約1時間20分後のクジラオブジェ右寄り。
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そしてS&S寄り。
こちらも、河口同様遠浅で、安定した良い地形をキープしている様に見受けられました。
8月25日(火)、ロータイド約1時間20分後のS&S前。
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全体のまとめとして、台風のバックスエルとオンショアの影響で、潮周りでの善し悪しの判断が付かず、お勧めの時間帯等は、次回のレポートで触れられればと思います。
以上が今週(8/20~8/26)の当エリアの地形概況となります。
それでは、最後に水温。
ここ数日、北寄りの風が体感温度を下げて、水温が高くても寒く感じますので、長袖タッパー+トランクス、念の為スプリングやロングスリーブスプリングの、御用意をお勧めします。
今週は以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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