南房総エリア
2015-09-10 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

前回のレポート(9月2日)では、台風16号の影響により和田方面を中心に、大きな地形の変化が有った事をお伝えしましたが、その後は?
という事で、今週も南房総エリアの地形レポート、早速お届けしたいと思います。
まずはいつも通り『千倉』から。
前回(9/2)のレポートで「三角波」の良い地形です!とお伝えしましたが、その情報も手伝ってか!?
その後、平日でも50人前後、先週末(9/5、6)は、その倍近くのサーファーで賑わいました!
この写真の様な、ゲッティングアウトもテイクオフも楽チンな、メローな波がブレークしていたので無理も無いですが・・・。
9月7日(月)の監視所前
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この取材の8日は、オンショアと豪雨による川の流れが入り、コンディションを落としていましたが、地形が壊れる程では無いと思われます。
9月8日(火)、ロータイド約1時間30分後の監視所前。
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しかし、本日9/9は再び大ジャンクとなってしまいましたので、この地形レポートもお約束の限りではないことをご承知おき下さい!
そして教習所前、こちらも潮が多いと、ブレークしづらくなってしまう地形です。
9月8日(火)、ロータイド約1時間30分後の教習所前。
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次はお隣『千歳』。
全体的に大きな地形の変化は無さそうですが、どうしてもサイズが無くて(腰以下)潮が多いと、ショルダーの短いトップのみのブレークが目立ってしまう地形の様です・・・。
この日(9/8)は、胸以上のセットが来ていたので、充分アクションを入れて乗れそうでした。
9月8日(火)、ロータイド約1時間40分後の正面。
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そして右寄りは、若干割れづらそうな深めの地形でした。
9月8日(火)、ロータイド約1時間40分後の右寄り。
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左寄りは、相変わらず程良い掘れ方のレフトがブレークする地形でした。
9月8日(火)、ロータイド約1時間40分後の左寄り。
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そして、正面から左寄りにかけての剥き出しになったリーフですが、今回(9/8)の取材時には、砂がかぶり露出していませんでしたが、引き続きフィンのクラッシュや怪我等にお気を付け下さい!
そして和田方面『花籠』。
この時間帯の潮周りで、ミドルの地形に反応していましたので、そこそこ砂は着いている様です。
そのせいか、サーファーも4~5名見かけました。
あくまでも予想ですが、潮が上げるとインサイドの地形に反応しそうな感じでした。
引き続き、素通りせずにチェックしてみて下さい!
9月8日(火)、ロータイド約1時間50分後の正面。
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そして、右寄りは正面同様にミドルでも反応し、更にインサイド寄りでも反応していましたので、むしろ、右寄りへ移動してみた方が、良いのではと思える程の地形でした・・・。
9月8日(火)、ロータイド約1時間50分後の右寄り。
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こちら旧公民館寄りは、ミドルでは反応しておらず、インサイド寄りのブレークのみでした。
9月8日(火)、ロータイド約2時間後の旧公民館前。
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ここも、本日9/9の大ジャンクが、どう地形に影響するか?次回の地形レポートで、またお届けします。
続いて『大原駐車場前』。
こちらは先週(9/2)同様、厚めながらミドルでブレークしていましたが、残念ながら、インサイド迄は繋がりづらいブレークが目立ちました。
9月8日(火)、ロータイド約2時間10分後の大原駐車場前。
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そして最後に『白渚』。
クジラオブジェ前の右寄りは、ここ数日の豪雨により、かなりインサイドの地形が浅くなっている様で、テイクオフは掘れ上がりハード気味でした。
もう少し潮の乗った時間帯の方が、コンディションが上向きそうな地形です。
9月8日(火)、ロータイド約1時間20分後のクジラオブジェ右寄り。
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そしてS&S寄り。
こちらは、先週と比べて地形に大きな変化は無さそうで、河口程は掘れずに程良くショルダーの張ったレフトが、ブレークしていました!
9月8日(火)、ロータイド約1時間20分後のS&S前。
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以上が今週(9/3~9/8)の当エリアの地形概況となります。
ただ、繰り返しとなりますが、今日9/9のジャンクコンディションで一変してしまう可能性も有ります事を、ご承知おきください。
それでは、最後に水温。
9/7現在、水温はまだ高めで、日中でしたがトランクス+タッパーで充分行けました。
ただ、雨や朝一等は、スプリングがお勧めですね。
今後の予報ですと、南西寄りの風は吹きそうに有りませんので、用心してもロングスプリングといったところでしょうか。
今週は以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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