南房総エリア
2015-09-17 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

台風16号のバックスエルも落ち着き、削り取られた砂浜が徐々に回復し始め、「ヤレヤレ」と思っていたのも束の間。
18号の南寄り、17号の東寄りのビッグウエーブに、立て続けに見舞われた当エリア。
その後の地形の変化が気になるところですので、今週も南房総エリアの地形レポートを、早速お届けしたいと思います。
まずはいつも通り『千倉』から。
およそ一週間に渡り、ファンウエーブを生み出してくれた地形は、前述の台風で、残念ながら壊れてしまった様です。
ただ、ライトブレークのバンクは、なんとか残っていますので取りあえずは一安心。
9月15日(火)、ハイタイド約2時間30分後の監視所前。
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また、ちょうど監視所の真下辺りですが、砂が無くなりリーフが剥き出しになっていますので、くれぐれもお気を付け下さい!

そして教習所前、こちらは潮が少ない時間帯の方が、コンディションが上向く地形です。
9月15日(火)、ハイタイド約2時間30分後の教習所前。
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次はお隣『千歳』。
この日は、潮の関係か?3ピーク共厚速め気味なブレークが目立ちましたが、こちらは、台風の影響をそれ程受けなかった様で、大きなブレークの変化は見受けられませんでした。
がしかし、スープの感じからして、全体的にインサイド寄りにも砂が付いてくれた様です。
9月15日(火)、ハイタイド約2時間40分後の正面。
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この日の右寄りは、波数が少なくサイズも小さめでした。
それでも、充分楽しめていました!
9月14日(火)、ハイタイド約2時間40分後の右寄り。
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この日はサイズ的には左寄りが、一番有りました。
9月15日(火)、ハイタイド約2時間40分後の左寄り。
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そして和田方面『花籠』。
ここは、二度に渡る台風スエルの到来に寄り、海岸は大きく変化しましたが、残念ながら海底の地形は、さほど良くはなってはいない様です。
この日も、インサイド寄りのブレークしか有りませんでした。。。
ただ、以前の様なドン深地形は解消されて、インサイドが浅くなり、それがミドル迄続いている様ですので、潮の動きやサイズによっては、「人知れずGoodブレーク!」なんて事も、有り得そうな地形になって来たと思いますので、マメにチェックしてみて下さい!
9月15日(火)、ハイタイド約2時間50分後の正面。
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そして右よりは、台風の影響で地形が悪化したのか?ショアブレーク気味の波しか有りませんでした。
9月15日(火)、ハイタイド約2時間50分後の右寄り。
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こちら旧公民館寄りも、インサイド寄りのブレークのみでした。
9月15日(火)、ハイタイド約3時間後の旧公民館前。
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続いて『大原駐車場前』。
こちらは、前回のレポート(9/9)でお伝えした地形とほぼ変わらず、ミドルの厚めなブレークが中心で、途中でウネリに戻ってしまう地形となっていました。。。
9月15日(火)、ハイタイド約3時間10分後の大原駐車場前。
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そして最後に『白渚』。
クジラオブジェ前の右寄りは、インサイドからミドルにかけて大分浅くなっている様で、この位潮が乗っている方が良さそうな地形です。
9月15日(火)、ハイタイド約3時間20分後のクジラオブジェ右寄り。
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そしてS&S寄り。
こちらは、河口程の遠浅にはなっていない様ですので、潮がもう少し少ない方が、コンディションが上向く地形の様です。
9月15日(火)、ハイタイド約3時間20分後のS&S前。
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以上が今週(9/10~9/16)の当エリアの地形概況となります。
それでは、最後に水温。
前回(9/9)と、ほぼ変わりませんが、9/14(月)以来、北東寄りの風の影響で、肌寒く感じますので、日中でスプリング。
朝一や夕方等は、ロングスリーブスプリングやシーガル等がお勧めですね。
今週は以上です。
それでは、また来週(水or木)お会いしましょう!
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