「カリフォルニア紀行2014年秋②」
2015-09-20 更新
カリフォルニアに到着して2日目。
朝6時に起床してスムージーを飲むと、僕らは車でビーチに向かった。トラッセルズではCTの開催が直前で世界トッププロが練習している。マリブも当然混んでいるので、ハンティントンエリアが良いだろうということになった。
ハンティントンのピア周辺はクローズアウト気味。更に南下してリバーマウスに到着。
波は肩前後でなかなか良さそう。早速2mmのフルスーツに着替えてパドルアウトした。
リバーマウスの地形はレフト方向に決まっていて、4ftのグリグリに巻いたチューブの波。集まっているサーファー達のレベルも高い。
僕らは河口を避けて空いている場所で波乗りを楽しむことにした。
この日借りたボードは「クリス・クリステンソン」のツインフィン。丁度、ロングボードを半分にしたような形でテイクオフがとにかく早い。テイクオフを斜めにセットして滑り出すと凄いスピードでインサイドまでかっ飛んで行く。
普段敏感に反応するショートボードに乗っている僕にはコントロールができない。何度やっても大きなターンを描くことはできなかった...。
しかし、カリフォルニアらしく晴れ渡った空に青い海。そして、近くまでやってくるイルカやペリカン。サーフカルチャーの発信地はなんともさわやかな雰囲気だ。
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インドネシアやスリランカに通い始める前は、よくロサンゼルスに遊びに来ていたのを思い出す。
ディズニーランド、ユニバーサルスタジオにラスベガスのあんな街を作ってしまうアメリカ人。
彼らは遊びを本気でやる人種だということを今回も改めて知らされた...。
海から上がるとハンティントンに住んでいる友樹の友人の家に遊びに行こうということになった。
サーフポイントから僅か10分位の所にあるその家は、ブザーを押して敷地の中に入ると300坪くらいある庭になんと!15mほどのコンクリートプール(スケートボード用)がある!
家の主人は40代半ばくらいの人だけど、波乗りもスケートも両方好きで仲間たちと楽しむために10年前くらいに作ったそうだ。
最近は自分ではあまりやらないけど、近所の子供が毎日のように練習しに来たり、世界のトップスケーターたちがセッションしに遠方から尋ねて来たりするのが楽しいとか...。
午後はこのとんでもない友樹の友達の家で過ごすことにした。サンダルしか履いてこなかったのを悔やんだが、スケートボードを借りて裸足で遊ばせてもらった。
日が傾く頃、僕らは友樹の家があるベニスビーチに再び戻った...。