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「バリ島トリップ2015年夏①」

2015-10-18 更新
今年も冬はスキー、夏にはキャンプと家族と色々な所に出かけた。家族との旅行は凄く充実しているし、幸せ感が満載なんだけれど、やっぱりサーフィンに没頭する旅に出たいと考えていた。

しかし、こんな僕でも家族や会社に旅に出ると口に出しづらい雰囲気になったまま8月の末を迎えてしまった...。

ひとつの事をやり続ける事は決して簡単な事ではない。
みなさんの周りにも、一緒に海へ通っていた仲間が家庭環境や仕事の影響で知らずの内に海から遠ざかっているなんていうのは当たり前にある現実だろう。
ましてや、サーフトリップなんてお金もかかるし、子供が小さいからなおさらだ。
だから今年は止めようかと悩んだ。妻に正直に告白すると「最初から分かっていたわよ」と言われた...。

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(出発前に新潟へ夏最後のキャンプにでかけた)

渡航先について。予算的にアジアなのは間違いないのだが、スリランカかインドネシアにするかでずいぶん悩んだ。
スリランカには暫く行っていないし、ローカルの仲間達とも会いたい。
だが、僕はスリランカに住んでいたことがあるので、そのほとんどのサーフポイントで波乗りをしたことがある。
それに妻や娘たちもスリランカが大好きなので、僕だけで行くとしたら「パパだけずるい」と家族からのクレームも予想される。

結局バリ周辺の行ったことのないポイントを巡るというテーマにした。

今回利用するのはタイ航空。バリ行きはサーフボードチャージが一本無料。しかも、羽田発着の夜中発なので、出発の日は普通に仕事にも行ける。
しかも燃料サーチャージ込みで63,000円と9月の初旬にしてはかなり安い料金だった。

他のエアラインでもっと安いチケットもあったのだが、なんせ今回は旅に出かけると決めたのが渡航1週間前だったのであまりチョイスがなかった。
当然日本から一緒に行く仲間もいなかった。FBのメッセージでチマジャのローカルAgusを誘ったのだが、2週間後に自分の結婚式が控えているので「今回は行きたいけど行けない」と言われ、結局ひとり旅になった...。

今回の旅のテーマは「行ったことがないバリ周辺のサーフポイントを巡る」と勝手に題していた。

もともと旅には必要最低限の物しか持って行かない主義なのだが、今回はさらにフットワークを軽くしようと思い、荷物の減量を考えた。

ipod、スピーカー、携帯充電器、洗面用具、薬類、Tシャツ4枚、海パン2枚、サーフボード1本、ラッシュガード、リーフブーツ、ショートジョン、バスタオル、使いかけのSEXWAX、そして、飛行機の中で着る薄いダウン。パンツや靴下は省略した。
足元はサンダルだし、現地では海パンで過ごす。行き帰りに履いているズボンも他の服も暇なときに手洗いすればいい。これで計9kg。パッキングも15分程度で済んでしまう。

パッキングが早ければ帰る日だってギリギリまで遊んでいられるから一石二鳥だ。
あとは空港で本を数冊買えば準備OK。

出発3日前になってバリに住んでいる友人の芹さんに連絡を取ると、空港まで迎えに来てくれるとのこと。
更に好きなだけ彼の家に泊まっても良いと言ってくれた。

何もかもがギリギリだったが、今回は前から行ってみたかったレンボガン島、メドウィもしくはロンボクの西サイドにでも行けたらいいなぁと思った...。

つづく

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(今回は最高のファンウェイブに当たったよ!)

ハルさんのバリ島トリップは始まったばかり。
次回の展開をお楽しみに!

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