「バリ島トリップ2015年夏⑧」 読者プレゼントあり!
2015-12-17 更新
今回は、「One Earth」筆者のハルさんから、読者ユーザー様抽選で1名様へのプレゼント企画もあります。詳細は、今回コラムの最後に記載されていますので、是非チェックしてみて下さい。
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13:30、ギリ島から高速船に乗り、レンボガン島を経由してバリのサヌールに到着したのは、すでにサンセットに近い時間。丁度、ビーチではローカルのOMPON達がサンセットタイムの宴を開いていた。
彼らは僕の顔を見るや笑顔で迎えてくれた。ギリ島の土産話とくだらない話で盛り上がり、夜9時に友人の芹さんが僕を迎えに来てくれるまで飲み続けた...。
明日はいよいよバリ最終日。OMPONに「帰る前にもう一回あのセミシークレットに連れて行って欲しい!」と言うと快く引き受けてくれた。
フライトは午後2時だったので、そんなに余裕はないのだが...。
朝7時過ぎ。OMPONが時間通りに迎えに来てくれた。
ゆっくりしている時間はないので、帰りはサーフポイントからバリの空港まで直行だ。こんな時にこそ、今回のように軽装バックパッカースタイルはフットワークが軽い。
9時頃にポイントに到着すると海は30人近いサーファーで賑わっていた。
波はセットでオーバーヘッド。この前来た時よりもサイズが大きい。
海に入る時間は1時間と決めて波に乗ることに集中。そして、また一番奥の誰も待たないポジションに直行した。
時々頭半位の大きなセットが3,4本入り、全部食らう。なかなかパワーもあるのだが、この3日間ほど海に入っていなかったので体は元気を取り戻していたし、気持ちも前向きだった。
今日は良い波に2、3本でも乗れればそれで良いと思っていた。
この前と同じパターンで20分に1本位の割合で約200mのロングライド可能な波がやってくる。
チューブこそ巻かないものの、ボトムに力があって最高のファンウェイブだ。日本人のアベレージサーファーなら’よだれが出る’ほど良い波に3本だけ乗って上がることにした。
3か月振りに波乗りを復活させた芹さんも、OMPONもこの素晴らしい波に満足したようだった...。
これで楽しいバリでのひとり旅は終わった。
このポイントから空港までは約2時間。OMPONの運転で渋滞にも巻き込まれ、かなり時間に追われながらも、なんとか出発1時間前にバリのデンパサール空港に到着した。
「楽しい旅をどうもありがとう!」
今回面倒を見てくれた芹さん、OMPONと握手を交わし、僕はタイ航空の飛行機に乗り込んだ。
格安航空券は直行では日本に帰してくれず、タイの首都バンコクで1泊のトランジットが待っていた...。
旅から戻って...。
結婚して子供が二人。家族に囲まれた幸せな生活。仲間と行く週に一度のサーフィン。
普通に見れば十分なライフスタイルだろう。
30代前半の時に仕事を放りだし、旅から旅へハシゴ。世界各地の波を求めて辿り着いたスリランカでのサーフショップ立ち上げからローカルたちとの生活。毎日5時間むさぶるように波乗りをしていたあの頃。
おっさんになったから。家庭を持ったから。それが理由で自分の探究心を忘れるようなことはしたくない。
年が明けると49歳になる。もうあと少しで50歳だ。最近は仕事前に毎朝トレーニングとして愛犬と1時間半ほど散歩するようになった。寝る前にストレッチもやるようになった。もっと波乗りも上手くなるようにサーフィンの映像を見て研究もしている。
ここ数年のスローガンは「ザ・精一杯悪あがき!」だ。
終
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読者の皆さまに僕からプレゼント。
僕が働くお店でノルウェーから輸入している『douchebags』というブランドの15リットルのバック『The Base 15L Pitch Black』を1名様に差し上げます。
また、スウェーデンのプレミア・アウトドアブランド『PeakPerformance』からも近い内にプレゼントを用意する予定なので、待っていてください!
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