非会員上部PR枠用
 

一宮エリア

2016-01-15 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

DSC_0045


前回の更新(1/6)後は予想よりも波の小さい状態となってしまいましたが、風は北西の日がほとんどで強く吹くこともなく、それほど影響することもなかったと思います。

小波用の地形になっているポイントが多く、サイズは落ちてもピークはそのまま残っていて、サイズのわりに距離の乗れる波になっていました。

午前中によくなっていた傾向ですが、いい波質の時間帯は限られてしまい、基本的には力が弱い印象になってしまいましたね。。。

そんな中、一宮~東浪見に人が集まっていました。


それでは、早速各ポイント毎の地形レポートに行きます!


【一宮】
水曜日(1/13)の13時頃の様子から地形をレポートします。
前回(1/6更新)からも波の小さいコンディションが続いているので、全体的に地形は手前に寄ってきている雰囲気でした。
_1
左側のインサイドは、ビーチが削られている所があり、潮が多くなるとバックウォッシュができやすくなっていますが、深みが気になっていた中央寄りも、波が反応するまでに地形が復活してきました。
_2
胸以上の波になると、狙えるピークもできそうです。
右側は安定した地形をキープしています。
_3
最近は延長工事している堤防の周りにもピークができてきましたよ。
インサイドの地形が、前回(1/6更新)よりもまとまり、小波でも形になるようになっていました。
_4
地形があるので、この時のように潮が少なくても、波はバラけることなく距離の乗れる波になっていました。
このエリアでは、ここが基準になりそうです。



【サンライズ】
1/13水曜日13時半頃の地形レポートとなります。
ここも全体的にミドル~インサイドの地形がまとまり、腹前後の弱い波でも形になってブレイクしていました。
_1
所々カレントがあるので、この周辺は深みがあり、ショルダーの厚い波になっています。
右側の堤防周辺にも地形はありますが、サイズ不足で波数が少なくなっていました。
_2
カレントがないとハッキリとした形にならないようなので、平均胸~肩以上のサイズがないと狙えないかもしれませんね。
_3
最近は中央から左側に、コンパクトな形に反応する地形が残っているので、手前の地形も良くなり、距離も乗れていて人気がありますね。
_4
ここは潮が少なくなってしまうと、形になっても力が弱くなる傾向なので、引き始めから狙うのがよさそうです。
上げに向かうタイミングは潮が増えるにつれボヨりが強くなりそうです。。。



【東浪見】
水曜日1/13の14時頃の状況から地形をジャッジします。
_1
ここも地形が手前に寄ってきている雰囲気があり、カレントの影響で深みとなっていた中央周辺にも、砂がたまり始めています。
_2
右側にかけては、小波にも対応できるようになってきましたが、未だにミドル~インサイドの地形がまとまらず、アウトがメインとなった地形になっていました。
_3
無難に形になり、手前まで繋がるのは左側半分となっていますね。
_4
ここは意外や、アウトの地形も遠浅状態となっていて、波質も易しくなっていました。
_5
潮が上げに向かいだすと、ボヨつきが気になるかもしれませんので、引き始めから狙うのが無難なようです。
最近は混雑している様子はありませんが、胸以上のサイズになれば、ピークが増えてくるので、空いてるピークがあるかもしれませんね。



【志田】
ここからは、1/14木曜日の地形チェックとなります。時刻は13時半頃でした。
潮は日中で一番引いている時間帯です。
最近は、東浪見から北側のエリアと比べると、ワンサイズ小さいコンディションとなっていました。
_1
ここも全体的に、インサイドに地形が寄っていて、前回よりもビーチに砂がたまった印象です。
_2
左側のカレントを受けていた地形も、埋まってきていて、ショルダーが厚めではありましたが、カレントに反応するピークがありましたよ。
_3
この日も、腰前後のスモールコンディションながら、中央から右側にかけても、波はまとまっていてアウトよりから、形いいブレイクになっていました。
_4
力は弱くなった雰囲気はあるものの、潮が少なくても、波がバラけることもなかったので、地形は小波用となっていそうです。
波が小さい場合は、潮が少ないくらいの方が、形は良さそうですが、胸以上のウネリがあれば、上げに向かうタイミングでよくなりそうでした。



【太東】
木曜日1/14の14時頃の様子から、地形を想像します。
近頃は、ほぼフラットな状態が続いていました。
前回(1/6更新)と変わった様子もありませんね。。。
遠浅な地形なので、スモールコンディションになると、特に波が弱い印象で、腹以下の場合は、ショートボードでは厳しくなりそうです。
_1
しかし、北東の風が強く吹いていた今週の火曜日(1/12)は、腰~腹くらいの風波が、堤防の内側で反応し、手前までコンパクトなレギュラーのブレイクとなっていたので、地形はなんとなく残っていそうです。
_2
この辺一帯がサイズアップしないことには始まりませんが、腹~胸サイズになれば、潮の変動も影響なく遊べるようになりそうです。
波が上がらない限り、しばらく出番はなさそうです。



【夷隅】
木曜日(1/14)14時半頃の様子から。
潮は上げ始める頃で、まだ少ないタイミングでしたが、この日はウネリのままブレイクすることもなく、明らかにサイズが足りない様子。
_1
前日も、他のポイントは胸前後の波が来ていたものの、ここは反応が控えめな状態でした。
_2
スモールコンディションには、不向きなポイントではありますが、地形も腰~腹サイズにとっては深いようです。
_3
海が穏やかで、カレントも弱いので、この先地形が手前に寄り続けてしまうと、ミドルセクションにあったピークがなくなってしまう可能性も。。。
_4
ここは、まとまったウネリが届くまで、スルーしてもいいのかもしれません。
サイズアップしても、始めのうちはインサイドがメインになりそうです。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


続いて水温ですが、火曜日(1/12)の北東の風の日から、Max10℃まで下がりました。
また1段階冷たくなり、グローブまでの装備は確実に必要かと。。。
風が吹いていれば、ヘッドキャップがあると心強いと思います。


さて、この先は、月曜日(1/18)の雨予報以外、波にもたいして変化ないのかもしれませんね。
腰~腹くらいの状態が続くのかと。。。

潮のタイミングで、胸くらいになる可能性はあるので、午前中の早い時間帯は、とりあえず狙っていたいですね。
風もこのまま強く吹くこともなく、オフショアが続けば、フェイスが整って遊べるコンディションも望めそうですよ。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。

*****
レポート一覧へ
*****