南房総エリア
2016-01-29 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

今年の冬は寒暖の差が激しく、体が付いていけずに戸惑っているのは、私だけでしょうか!?
取材をした1/26・27は、南房総特有の「ポカポカ陽気」に恵まれ、海にも入りやすく嬉しい限りでした。
そんな当エリアの地形はどうなのか?今週も早速お届けしたいと思います!
まずはいつも通り『千倉』から。
監視所前の、しばらく続いていた良い地形ですが、ミドルに砂が付き過ぎてしまった様で、特に潮の少ない時間帯は、ワイドなダンパーブレークが目立ちます。。。
それでもなんとかミドルタイド辺りでは、切れ目を選んでライドできてはいますが。。。
また、上げ過ぎてもNGです。
1月26日(火)、ロータイド約20分前の監視所前。
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そして教習所前。
こちらも監視所前同様で、ロータイドとハイタイドを、避けた時間帯がお勧めとなります。
1月26日(火)、ロータイド約20分前の教習所前。
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ここの地形悪化の原因は、連日吹き続けた強烈な西風により、海底の砂が動いてしまったのでしょうか!?
次はお隣『千歳』。
ここ最近は、ベストとは言え無い地形ですが、それ程悪化もせずにずっと続いている様です。
まあ見方を変えれば、安定しているとも言えますが。。。
ハイタイド、ロータイド近くはコンディションを落としがちなので、その辺りを考慮してチェックしてみて下さい。
1月26日(火)、ロータイド約10分前の正面。
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1月26日(火)、ロータイド約10分前の右寄り。
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1月26日(火)、ロータイド約10分前の左寄り。
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取材に訪れたこの日は、ほぼロータイド時でしたので、3ピーク共ワイドブレークが目立ちました。
そして和田方面『花籠』。
この日は、ロータイドでサイズも胸近く有りましたので、久し振りにショルダーの張った良い波が、ブレークしていました。
ただ、潮が多くなるとコンディションを落としてしまう地形ですので、お気をつけ下さい。
1月26日(火)、ジャストロータイドの正面。
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こちら右寄りは、蛇行している河口からの砂が付き、更に地形が上向いている様です。
正面が混雑していたら、こちらが狙い目です!
1月26日(火)、ジャストロータイドの右寄り。
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そして、旧公民館前寄りですが、相変わらず良い地形をキープしている様です。
1月26日(火)、ロータイド約10分後の旧公民館前。
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続いて『大原駐車場前』。
ほぼロータイド時にも関わらず、ワイドブレークにならずに、良い波がブレークしていました!
この感じですと、潮周りに大きく左右される事無く、終日楽しめそうな地形の様です。
1月26日(火)、ロータイド約10分後の大原駐車場前。
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そして最後に『白渚』。
河口よりですが、潮が引き過ぎているのか?速めのワイドブレークが目立ちました。
がしかし、まだまだ良い地形は、キープされている様です。
1月26日(火)、ロータイド約20分後のクジラのオブジェ右寄り。
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そしてS&S寄り。
こちらも河口同様、ロータイドを避けた時間がお勧めとなります。
1月26日(火)、ロータイド約20分後のS&S前。
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以上が、今週(1/26)の当エリアの地形概況となりますが、この時期は、この辺りで「大西」と呼ばれる、強烈な季節風が吹き荒れ続ける事が度々有ります。
そして、この風が止んだ時に是非チェックしてみて頂きたいのが「平砂浦」方面。
今の地形ですと、潮の少ない時間帯がお勧めとなっているとの事です。
ただし、風波の命は短いので、タイミング勝負となりそうですが・・・。
それでは、最後に水温。
勿論ウエットはセミドライ。
私個人としては、ついにブーツを履き出しました。
そこは個人差が有りますが、履いた方が快適にサーフィン出来ると思います。
今回のレポートは以上です。
それではまた来週(水or木)、お会いしましょう!
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