一宮エリア
2016-02-10 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

先週の更新(2/4)後も、波が小さく北風の影響を受けてザワついたコンディションが続きました。
サイズアップが期待されていた低気圧は、意外や発達する事もなく、予想より沖を遠ざかって通過したので、ウネリが届くことなく、オンショアの風のみが吹き付ける結果となりました。
そして、月曜日(2/8)からどんどんサイズが下がり、膝~腰サイズでフラット寸前、、、ギリギリフェイスは整っていても、やっと/何とか練習できている程度の様子となっています。。。
それでは、各ポイント毎の地形概況に行きましょう!
【一宮】
2/9火曜日13時頃の様子から地形を判断します。
今回の低気圧は、規模が小さく遙か沖合いを通ったので、しっかりしたウネリは届きませんでした。。。




スモールコンディションの場合は、潮が多いとショルダーが張らなくなってしまいそうですが、この時のような、上げ始めからを狙う方が、短いタイミングながらも狙い目になるのかと。。。
【サンライズ】サンライズです。
火曜日2/9、13時半頃の地形チェックです。
全体的に膝~腰・腹サイズに対しては深めな地形のようです。


ここでやるなら、中央エリアの浅い所でブレイクする波狙いですが、力がなく、弱いながらも、カレントの通り道があり、ショルダーがハッキリしないブレイクが目立っていました。

胸前後のサイズになるまでは、チェックのみになりそうです。
【東浪見】
2/9火曜日の14時頃の地形レポートとなります。
ここも膝~腰サイズには地形が深い印象です。



【志田】志田です。
火曜日2/9、14時半頃の様子から地形をレポートします。




【太東】
火曜日2/9、15時頃の様子から地形をジャッジします。
潮が上げて、だいぶ反応が悪くなってきましたが、海は穏やかな状態が続き、地形が残っている感じはあります。
このサイズでも、ロングボード専用ながら、ギリギリサーフィンできる波がありました。
フラット寸前ではありましたが。。。

引きに向かうタイミングは波が弱くなっていましたが。。。
腹くらいのサイズになれば、堤防付近にピークができてくると思うので、波が上がるまで無理にやることも無さそうです。
【夷隅】夷隅です。
2/9火曜日、時間は15時頃です。
潮が多い時間帯だったので、一切反応しないタイミングとなっていました。
更に、ウネリ自体も無いので、タイミングに関係なく、潮が少なくても状況は変わらなそうでした。。。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
そして、気になる水温は、日によって10℃を下回ることがありましたよ。。。
更に、まだまだ下がる時期なので、フル装備の準備が間違いなく必要です。
さて、この先もまとまったウネリが届く様子は無さそうですね。。。
北から西の風が吹くことが多くなると思うので、フェイスは整っても力の弱い波質が予想されます。
イマイチ定まっていない感じがありますが、今週末(2/13・14)も天気が崩れ、今回は気温が上がる予報のようです。
という事は、南風が強くなる可能性があり、このタイミングで沖の温かい潮が入り込めば、サーフエリアもいくらか水温が上がるかもしれませんね。
風の強さによっては、波のクオリティは別として、一瞬のサイズアップが期待できそうです。
天気の切り替わりが激しくなりそうなので、ウエットの装備はもちろん、体調管理にも気を付けて下さい!
ただ、ウネリのない穏やかな状態が続いてしまうと、今回レポートより更に波の反応が悪くなってしまう方向に、地形が変化してしまう心配も。。。。
今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。
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