非会員上部PR枠用
 

一宮エリア

2016-01-18 更新
****
プロサーファー週間一宮エリア概況(2016.02.18更新)
****

皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

DSC_0045


前回の更新(2/10)後は、ギリギリのサイズが続きましたが、金曜日(2/12)から肩~頭までサイズアップ。
南ウネリではなく、北~東ウネリが届き、正直想定外でした。。。
太東周辺が出番となり、特に堤防横に人が集まっていました。

日曜日(2/14)は、風の影響を受けてしまい、結果、土曜日(2/13)のコンディションがチャンピオンでしたね。

今週(2/15~)に入ってからは、火曜日(2/16)まで胸前後のサイズをキープして、ファンな様子でしたが、時化後から続いた西風の影響もあり、水曜日(2/17)の時点では、先週(2/8週)のような膝~腰サイズの物足りない状態となっています。


それでは、直近の各ポイント毎の地形概況をお伝えします!



【一宮】
2/16火曜日12時半頃の様子から地形を判断します。
引き始める時間で未だ潮が多く、まとまっていたウネリが反応し始め、朝の上げ始めとは違った、午後イチの狙い目となるタイミングでした。
_1
右側の堤防周辺は手前が深く、アウトのみの地形なので、肩~頭サイズないと発揮しない様子です。
_2
右手はサイズがあるほど良くなる傾向ですが、アウトでの反応が鈍くなったものの、今までの雰囲気は残り、インサイドの深みも目立たなくなったので、腹~胸以上のサイズがあれば、ミドルエリアでコンパクトまとまるようですね。
_3
ミドルから手前の地形がメインになってからは、ピークがワイドになりましたが、中央の堤防の延長工事の影響もあり、この周辺にもピークが出現し、広範囲に練習できそうです。
_4
ただし、工事中の為、危険度は高めです。
_5
できるだけ近寄らず、常にカレントに注意してください。



【サンライズ】
火曜日2/16、13時頃の地形チェックです。
前回の時化で、地形が沖になってしまうのかと思いましたが、全体的に、意外やアウトの反応が鈍くなっているので、沖の本領発揮は、頭サイズのようです。
_1
胸前後のサイズでは、ミドルエリアがメインになり、ボヨついたこれまでより弱い波になっています。
_2
時化後からは、中央から右側で砂が動き、反応が良くなった雰囲気です。
左側は地形が残っているものの、徐々にショルダーが短くなっている傾向に思えます。
_3
ここは、波は弱くなるかもしれませんが、無難に引き始めから狙う方が、波数は確保できると思いますよ。



【東浪見】
2/16火曜日の14時頃の地形レポートとなります。
この時は潮が少なくなったせいもありますが、時化後からは、ポイント全体的に、アウトから手前まで一定に平らな地形になった印象です。
無くなっていたビーチも、少しずつ復活してきました。
しかし、地形に関しては、特別定まったピークがなく、特に右側は、ミドル~インサイドの地形が、周りよりも深くなっている様子で、悪い状態が続いています。
_1
中央から左側がメインになっていますが、広範囲で遠浅になってしまった分、潮が少ないタイミングでは、ピークがワイドになり、ショルダーの形がなくなっていました。
_2
上げ下げのどちらのタイミングにしても、形が良くなるには、ある程度の潮の量が必要かもしれませんね。。。
_3
また、満タンに近い時間帯は、ボヨ着く傾向も有るようです。
_4
狙い目となるタイミングも、短い時間に限られてしまいそうなので、ここで当てるのも難しいと思います。。。



【志田】志田です。
火曜日2/16、14時半頃の様子から地形をレポートします。
東浪見と同様に時化後からは、全体的にアウトまで地形が平らになった印象でした。
_1
中央には、カレントの通り道があるので、潮が多い時間帯になると、ボヨついたり反応が悪くなりそうです。
_2
ここも平らな地形になったので、ピークが定まらず、潮が少なくなるほど、ワイドに反応し、力の弱い波質になる傾向です。
_3
狙うのであれば、潮は引きよりも上げに向かうタイミングの方が良さそうでした。
_4
大きく分けて、左右中央にそれぞれ微かな地形があるので、サイズ重視にならなければ、空いてるピークが見つかるかもしれません。



【太東】
火曜日2/16、15時頃の様子から地形をジャッジします。
ロングボードに適した雰囲気ですね。
アウトまで平らな地形なってしまったので、これまでのコンパクトな形にはまとまらないようです。
しかし前回よりも波の反応が良くなり、この時のように潮が少ないタイミングなら、腰~腹サイズでも堤防横にピークが出現して、距離乗れるようになりました。
_1
腹~胸サイズあれば、引き始めから形のいい時間帯を狙えるかもしれませんが、ピークがワイドに反応し、ブレイクも早くなりそうな印象です。
初心者の方にとっては、潮が上げに向かうタイミングの方が、ボヨりは気になっても、ゆとりのあるブレイクになっていいと思います。



【夷隅】
2/16火曜日15時半頃に地形を見てきました。
潮の引きも後半に差し掛かり、水がかなり少なくなった狙い目になる時間帯だと思います。
前回の時化の影響で、インサイドにたまっていた砂が削られ、前回(2/10更新)よりも、波が反応するエリアが広がり、地形が良くなったと思います。
_1
特に荒らされた感じはなく、前回更新(2/10)よりも、ピークがアウトになって、胸~肩サイズ用のファンな地形になった様です。
_2
ただ、頭以上のサイズになると、コンパクトな面影はなくなってしまうかも知れませんね。。。
_3
潮が多くなければ、目立った深みも緩和され、前回(2/10更新)の地形よりも、小波に対応できそうな雰囲気です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


そして、水温
基本フル装備の準備は必要だと思いますが、先日の時化後から、13~16℃の潮が入り、温かくなっています。

天気が穏やかな日は、ヘッドキャップやグローブなしで、2時間入水しても問題ありませんでした。
週末まで、この水温をキープするかと思います。


さて、この先ですが、水曜日(2/17)の時点で、急激に波が下がってしまい、先週(2/8週)のような想定外がなければ、このままのサイズが続いてしまうかもしれません。

膝~腰サイズでは、インサイドの地形がメインとなりますが、このエリアのほとんどは、このサイズに対して深い印象なので、レポートの内容よりも、物足りないコンディションが予想されます。

今週末も天気が崩れる予報なので、崩れるタイミングでの波の変動が気になりますが、それよりも、日本の南に高気圧が来るので、もしかすると…、ここからのウネリが届くかもしれませんね。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートします。

*****
レポート一覧へ
*****