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一宮エリア

2016-03-04 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(2/25)後も、風の強さによってコンディションに差が出るものの、基本的には波の小さい状態が続いていました。
そんな中、午前中の引き始めから良くなる事が多く、胸近いサイズになるタイミングもあったので、何だかんだ遊べていましたね。

週末(2/27・28)には、天気が大荒れになりましたが、風と寒さだけでウネリが上がることはありませんでした。。。
その後は、風が弱く穏やかな天気となり、整った形のいい腰~腹waveって感じになっています。


そんな1週間でしたが、直近の各ポイント毎の地形概況をお届けします!


【一宮】
木曜日3/3の12時半頃、潮が引き始めで、最近の地形とサイズでは、狙い目になるタイミングです。
潮が残っているので、波の形がまとまったまま、反応が良くなる頃合いだと思います。
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潮が少なくなるにつれ、乗り心地は弱くなる傾向で、サイズが小さい分、カレントの影響を受けやすいのかと。
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地形は腰~腹サイズが続き、全体的にはインサイドがメインになっていますが、正面右側の堤防周辺にはレギュラーの地形があり、周りよりもアウトから乗れていて、このエリアでも人気があるピークになっています。
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インサイドにも所々コンパクトな地形があるので、空いてるピークも見つけられると思います。
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胸以上のサイズになれば、アウトがメインのコンディションに切り替わりそうな地形ですね。



【サンライズ】
3/3木曜日の13時頃の様子から地形を判断します。
穏やかな状態が続いているので、全体的にインサイドにも砂がたまり始めていました。
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腰~腹サイズでも、ミドルエリアにピークができていましたが、ここのインサイドの地形にはイマイチまとまりがなく、広範囲で波が反応するものの、ショルダーが厚くなって切れてしまう波が目立っていました。
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潮が多いと、ピークの反応が悪く、引きすぎてしまうと、どんどん頼りない波になるようです。
引きに向かうミドルタイドを基準に狙うのが無難かと。
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ここ地形に対しては、胸以上のアウトにピークができるサイズの方が、形のいいピークが増えそうです。
このサイズにとっては、もっと手前に砂がたまって、ビーチが復活するくらいの方が理想かもしれませんね。。。



【東浪見】
木曜日3/3、13時半頃の地形レポートとなります。
腰前後のサイズでもサンライズと同様に、ややアウトから波が反応していましたが、インサイドには横に流れるカレントがあるので、深みとなり、ピークのみの状態となっていました。
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今のことろ、右側も去年と比べて地形が狭く、インサイドの深みが残っているので、この日のようなサイズでは、滑るフェイスがありませんでした。
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コンスタントに胸~肩サイズの波がないと、物足りない雰囲気です。
ここでやるなら、左側の堤防周辺に限られてしまいそうですね。
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定員が少なめな地形ですが、このエリアでは空いている時間が多いと思いますよ。
しかしサイズが上がった場合は、ワイドな反応の仕方になりそうです。
ここは、潮の止まる時間帯を避ければ、あまり変化はなさそうでした。



【志田】
3/3木曜日の14時頃の様子から地形をレポートします。
潮は引きに向かいミドルタイドを過ぎたくらいでしたが、ここの地形にとっては引きすぎな状態かもしれません。
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反応は良くなっていましたが、力の弱い波になって素早いブレイクが目立っていました。
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ここの今の地形だと、やはり上げに向かうタイミングがベストかと。
特にサイズがこの日の様な腰~腹の場合は、上げ始めくらいが狙い目になりそうです。
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地形には大きな変化はなく、中央・左右に地形が別れて、残っていました。
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カレントの影響で、手前が深く、アウトは極端に浅くなっているので、中央の地形は複雑ではありますね。。。
最近は、ギリギリなサイズとなっていますが、ここも、サイズが上がった場合は、ワイドな波になってしまうかもしれない地形です。



【太東】
3/3木曜日の14時半頃の様子から地形をジャッジします。
ここも地形に変化はないようです。
腰前後のギリギリサイズでも堤防横から反応し、若干速めなブレイクながらも、レギュラーの地形はキープしていました。
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潮が少ない方がアウトでの反応は良くなっていましたが、引き始めの時間帯や、上げに向かうタイミングの方が、ウネリがまとまっていて形が良かった印象です。
ロングボード専用なコンディションが続いていますが、地形はいい状態だと思いますよ。



【夷隅】
木曜日3/3の15時頃のチェックです。
潮が引きに向かい、遅めながらも狙い目となるタイミングでしたが、このサイズに対する地形はなく、インサイドのショアブレイクに近いブレイクのみとなっていました。
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穏やかなのでカレントもなく、反応するキッカケがなさそうです。
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地形が荒らされた様子はないので、胸以上のサイズになれば、遊べるようになると思いますよ。
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オンショアや、カレントの影響がないような、穏やかなコンディションなら、形よくブレイクしそうです。
条件が揃う事があれば、狙う価値ありだと思います。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


さて、気になる水温ですが、
外の陽気は春の予報ですね。がしかし、水温は10~12℃しかなく、個人差はあると思いますが、まだフル装備の解除とはいかない状況です。。。
ヘッドキャップやグローブなしの人もいますが、外が暖かい分、余計に水が冷たく感じると思います。。。


また、この先ですが、天気が崩れる日が多い予報となっているので、季節の変わり目だとすると、風向きの変化も激しくなると思います。
特に午前中の早い時間帯は、北風が吹く想定でいた方がいいかもしれません。

今のところ、低気圧等の直接的なウネリが上がる要因はありませんが、海にも何かしらの変化がありそうですね。

春が近づき、先週からは日中の潮の変動も大きくなった印象です。
潮が少ない時間帯が長くなってきましたよ!
この地形レポートと照らし合わせて、ポイントセレクトを!



今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートをお届けします。

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