F+(エフプラス)コラム「ウィルコ2連勝&注目ルーキー」
2016-04-04 更新
Text by つのだゆき / Photo by snowy, WSL/ Cestari

2016ツアー第2戦のベルズはマット・ウイルキンソンの2連勝という、昨年までなら“まさかまさか”の幕開けになった。2位にジョーディ・スミス(写真下)。

3位はイタロ・フェレイラとミック・ファニング(写真下)。


女子はコートニー・コンローグ(写真下)が優勝、2位にサリー・フィッツギボンス、3位カリッサ・ムーアとタチアナ・ウエストン・ウェブ。

女子のほうがクリアなベルズを当てたけど、男子のほうはもう大荒れというか、ビッグサイズでバンピーな、チャレンジーコンディション。レールを抑え込むのにみんな苦労していた。ただ、潮が引いてファイナル近くなるとフェイスも整い、エキサイティングなサーフィンが見られた。
昨年とは人が違うようにどんなコンディションでも確実に自分のサーフィンをやりきっている感じのウイルコ。今シーズンのタイトル争いの中心になっていきそうな感じだ。
ルーキーの中で安定していいサーフィンを見せているのがコナー・コフィン。あのカービングはCTでも十分通用するし、ルーキーらしからぬ落ち着いた感じというか、対等な感じというか、ルーキーの中ではちょっと飛び出した感じかね。

続くマーガレットリバーも波的には似たような感じで、たいていの場合でかくて風が吹く。このベルズのコンディションが得意な人はマーガも得意なはずなので、コンディションに恵まれれば同じような選手が活躍するんじゃないのかな、と思う。
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