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一宮エリア

2016-04-15 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(4/8)後は、あっさりウネリが弱まってしまい、週末(4/9・10)はスモールコンディションになってしまいました。。。

その後も波が上がる事はなく、オフショア等、風の影響がない日を狙ってなんとか練習できる程度、、、ギリギリの状態が続きましたね。。。


そんな1週間でしたが、直近の各ポイント毎の地形概況、チェックして来ましたのでレポートします!



【一宮】
水曜日(4/13)16時頃、潮が上げ始めの時間帯で未だ潮は少なく、波がバラバラな状態でした。。。
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地形は前回と変わりなく、アウトまで広範囲に砂がたまっています。
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波の小さい日が続いていたので、インサイドの深みもなくなり、この日のような風波の腰~腹でも、アウトから距離の乗れる波が来ていました。
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ただ、ピークがアウトな分、風の影響を受けやすいようです。
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両端の堤防周辺をメインに、地形が残っていますが、このサイズの波に対しては、地形のスケールが大きく、ワイドなピークになりやすいので、ミドルタイドくらいを基準に、ある程度形がまとまっている時間帯が良いと思います。



【サンライズ】
4/13水曜日16時半頃の様子から地形を判断します。
ここも地形に沿って波は反応しているものの、潮が少なく、ウネリがバラついて形になりにくい様子です。
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中央から出るカレントの影響で、中央付近のインサイドは、周りより深く、アウトのみの地形ですが、ここ中央付近を除けば、両端の堤防周辺をメインに、アウトまで広範囲に砂がたまっています。
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やはり地形のスケールが大きいので、ここも胸~肩以上のサイズがないと、ハッキリした形にならないのかもしれませんね。。。
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しかし、ワイドなピークが目立っていますが、スモールコンディションでも距離の乗れる地形ではあるので、形のいいセクションを探せば、ショートライディングながら練習になるかもしれません。
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サイズ次第な雰囲気なので、ここもミドルタイドを基準にチェックして、今の時間帯は様子見ですかね。。。



【東浪見】
水曜日(4/13)17時頃の地形チェックです。
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中央から左側はインサイドを中心に砂がたまっているので、浅い地形に反応して、周りよりも力のある波質になっていました。
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ピークも手前にあり、風波でもキレメを探せばコンパクトな形になる地形のようです。
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この時のような上げに向かう最中は、ウネリがまとまるので、狙い始めるタイミングになると思いますよ!
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右側にかけては、アウトがメインとなった地形となっていて、インサイドのまとまりがありませんでした。。。
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しかし、形になる地形は残っているので、この日のようなスモールコンディションでも、風の影響がなければ、練習になる波があるかもしれません。
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ここの地形は、意外と小波にも対応できているので、ミドルタイド以上に潮が多くならなければ、特に潮の少ない時間帯に拘る事もなさそうな地形でした。



【志田】
4/13水曜日17時半頃の様子から地形をレポートします。
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潮が増えてきて、波がまとまり形になってきました。
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サイズも腰~腹程なので、このタイミングが狙い目になると思います。
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地形は変わらず、他のポイントより手前に寄っているので、スモールコンディションになると、コンパクトなピークがいくつも出現します。
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地形のスケールが大きいので、このサイズではピークが定まりませんが、肩~頭サイズになると、形もハッキリしてくると思います。
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メインの地形は、中央から右側のレギュラーとなっていて、最近は南風が吹くと人気になっていました。
悪くないようです。



【太東】
水曜日4/13の18時頃の様子から地形をジャッジします。
ここは膝~腰サイズしかなかったので、このサイズに対しては潮が多く、形はまとまっても反応が悪く、波数も少なくなっていました。
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ここは引きに向かうタイミングの方が、波質が良かった印象です。
地形は変わらず、アウトをメインに遠浅な状態です。
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広範囲に地形が残っているので、胸~肩サイズになると、ワイドなピークになってしまいそうですが、この日くらいのサイズなら、堤防横からコンパクトな形に反応する地形です。
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ロングボード用な波ですが、ビギナーの方には安心してできるかもしれませんね。



【夷隅】
ここは、4/14木曜日にチェックして来ました。時刻は10時半頃、潮が引き始めているタイミングですが、未だ多めの時間帯でのレポートです。
ショルダーのボヨつきが目立っていました。
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反応は良くなっているようでしたが、サイズアップに伴いカレントも強くなり、フェイスにヨレが入るので、胸~肩くらいが理想のサイズになる地形だと思います。
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引きに向かうタイミングを見張っていれば、レベルに合ったタイミングがありそうですが、地形は全面的に変わらずで、インサイドにまとまっていてる状態です。
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ミドル~アウトにかけて残っている地形は、No.1のレフトしかなく、No.2から南側は、カレントに反応してできるピークなので、ミドルからインサイドがメインの、基本ショアブレイク気味な波質です。
手前の地形に、コンパクトに反応するサイズなら、遊べるかもしれませんが。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


さて、益々気になる水温ですが、最近も15~16℃をキープしています。
裸足のサーファーも増えていて、個人的にもブーツなしで問題ないと思いますよ!


また、この先の波ですが、木曜日4/14にオーバヘッドまで上がりましたが、朝8時頃から早めのオンショアになってしまい、あっさりgame over。。。
サイズも下がり始めているので、再びスモールコンディションの週末になってしまう可能性がありそうです。

ただ、日曜日4/17は天気が崩れる予報なので、低気圧や前線の影響を受ければ、多少サイズに期待できるかも?
まー何れにせよ、オフショアの日を当てれば、遊べるだけの波はありそうですね。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートをお届けします。

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