JPSAロングボード開幕戦『ガルーダ・インドネシア 旅工房ムラサキプロ』終了!
2016-04-16 更新
今年もJPSAの開幕戦『ガルーダ・インドネシア 旅工房ムラサキプロ』はバリ島のクラマスが舞台。
まずはロングボードが4月13日〜15日に開催されました。
イベント期間中はバリ島にしてはスモールコンディションでしたが、風の影響は少なく、潮が良い時間帯はまずまずの波に恵まれていました。
今シーズンはロングボード、ショートボード共にWSLのルールと同じ4マン・プライオリティを採用。
これによってスマートな戦略を練った選手が有利になります。
ディフェンディングチャンピオン並びに2015年のJPSAチャンピオン、森大騎を始め、畑雄二、ユージン・ティールと昨年と同じファイナリストに加え、秋本祥平が加わったファイナル。
序盤に7.25をマークした秋本祥平(写真下)とコンスタントにスコアを揃えてきた森大騎がトップを争い、最後は5.20のバックアップを重ねた秋本祥平がトータル12.45で優勝。
ファイナルの常連で昨年も初めて茅ヶ崎で開催された第5戦で優勝を目前にしながらも、3年振りにJPSAに帰ってきた喜納元輝に大逆転をくらった経験がある秋本祥平。
実に2010年のスリランカ以来の優勝で、ビーチに上がった後は新婚ほやほやの奥さんと嬉しいハグを交わしていました。
女子も菅谷裕美を除くと昨年と同じファイナリスト。
ロータイドに重なって難しい波のロースコア勝負。ディフェンディングチャンピオンでSFまでは他を圧倒して勝ち上がっていた吉川広夏が主導権を握っていましたが、田岡なつみ(写真下)が後半に追い上げて3位からトップに!
5.25を含む、トータル9.35で昨年の茅ヶ崎以来の優勝を決めていました。
なお、ロングボードの後はショートボードのプロトライアルが開催。
翌日16日〜17日はメインラウンドが行なわれる予定です。
ロングボードの第2戦は5月14日〜15日に千葉・太東で開催される『太東ロングボードプロ supported by 三瓶工務店 昭和エンジニアリング』です。
JPSAロングボード第1戦
『ガルーダ・インドネシア 旅工房ムラサキプロ』結果
1位 秋本祥平
2位 森大騎
3位 畑雄二
4位 ユージン・ティール
女子
1位 田岡なつみ
2位 吉川広夏
3位 菅谷裕美
4位 遠藤夕子
JPSA公式サイト
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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