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一宮エリア

2016-04-28 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(4/15)から約2週間空きましたが、このエリアに大きな地形の変化はなく、サイズさえあれば楽しめる状態だと思います。

先週(4/18週)は波も小さく、オンショアが吹く日が多かったのですが、16・17日も含めて、比較的週末にコンディションが良くなることが多かった印象です。

最近も腹~胸くらいをキープして遊べています!


そんな2週間でしたが、直近の各ポイント毎の地形概況、チェックして来ましたのでレポートします!

先ずその前にトピックス。
一宮の駐車場が有料となりました。
志田に関しては券売機が撤去されているので、入れ替えか?もしかすると無料解放なのかもしれません?!


【一宮】
火曜日4/26の13時半頃、潮が一番少なくなり、上げ始める頃のタイミングでの地形チェックです。
前回の更新(4/15)時から、風は吹いていたものの、ウネリが出るような時化もなく、穏やかな状態が続いているので、全体的に平らな地形が拡がった印象です。
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堤防周辺には、カレントが出来やすく、波のフェイスに影響があるかもしれませんが、地形的には、特別深みとなっているワケではなさそうです。
この時のように、潮が少ない時間帯では、ピーク付近まで浅くなっているので、ハラ~ムネ以下のサイズでは、波がまとまらず、アウトがメインとなった、トロ速い波が目立っていました。
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潮の量は、ミドルタイドを基準にした方が、ピークが定まり形になるので、波を見つけやすい地形だと思いますよ。
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近頃は右側の堤防周辺から中央にかけての区間に人が集まっています。
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【サンライズ】
4/26火曜日14時頃の様子から地形を判断します。
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潮が上げ始めて、同じ潮の量でも、引き一杯の時間帯より、波がまとまった雰囲気があります。
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先週末(4/23・24)のように、胸~肩サイズであれば、右奥の地形に形良く反応するレギュラーのブレイクが人気となりましたが、それ以下のサイズでは、ハッキリとした形に成り難いのかも知れません。
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この時のように、潮が少ない時間帯では波がまとまらず、ピークが定まらないようです。
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このタイミングなら、中央のカレントでできたアウトのレギュラーの方が狙い目でした。
左側はレフトがメインとなり、最近は人気がありませんね。。。
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ここも潮の量なら、ミドルタイドを基準にして、早めの入水が無難そうな地形です。



【東浪見】
火曜日(4/26)14時半頃の地形チェックです。
潮が上げに向かい、午前中と比べるとだいぶ反応が鈍くなってきた印象でした。
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右奥に関しては、みるみる波数も減り、形があってもフェイスの力が弱くなってしまいそうな様子でした。
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地形的には、サンライズのスケールが小さくなったバージョンといった感じだと思います。
中央にもカレントの地形が残り、人知れずライトの波が反応していました。
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このライトは、この頃のような上げ始めがbestかもしれません。
左側に関しては、志田のような広く浅い地形となっていて、引きのタイミングより、上げの方がまとまって形になり、波質も良くなりそうですね。
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ここもサイズさえあれば、十分楽しめそうな地形だと思いますよ。



【志田】
4/26火曜日15時半頃の様子から地形をレポートします。
ミドルタイドに近づき、潮が少ない時間帯よりも形になってきました。ちょうど午後の狙い目となるタイミングではないでしょうか。
全体的な地形は、前回と大きな変化はなく、他のポイントと比べて、アウトが近く、平らな浅い地形です。
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右側に関しては、前回よりも中間のセクションの深みがなくなり、ハッキリとしたレギュラーの地形ができあがっていました。
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中央から左側半分も、右側より遅れてですが、少しずつ波がまとまり始め、形になっていた雰囲気です。
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ここは、ウネリが形になっていても、他のポイントよりブレイクが早めな様子でした。
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ミドルタイドより、潮が多いくらいの方が無難な地形だと思います。



【太東】
火曜日4/26の16時頃の様子から地形をジャッジします。
ここは他のポイントよりサイズが小さい分、潮がミドルタイドを越えると形はまとまるものの、ピークが狭くなり、混雑しやすくなってしまいそうな地形です。
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波質もロングボード専用といった様子でした。
堤防の内側には、コンパクトな地形が残っていますが、潮が少ない時間帯では、アウトの広範囲に拡がった地形に反応し、ピークが沖になりワイドなブレイクになってしまうようです。<引き一杯の時↓↓↓>
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サイズが上がった場合は、ワイドな時間帯が長くなるのかと思います。
スモールコンディションの場合は、潮が上げに向かうより、引きのタイミングの方が長く遊べそうな地形でしたよ。



【夷隅】
ここだけは4/27水曜日のレポートとなります。時間は10時半頃でした。
最近は胸サイズをキープして、コンパクトな形で、人気が出ています。
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潮が引きに向かい、ミドルタイドの頃なので、この時間帯が基準で狙い目となるタイミングだと思いますよ。
潮の多い時間帯と比べて反応が良く、波の形がハッキリしてきました。
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しかし、全体的にはインサイド中心な浅い地形となっているので、引きすぎるとヨレが入り、素早いブレイクになる傾向のようですね。。。
ピークのスケールが小さいので、この日のような胸~肩サイズがちょうどいい形になるのかもしれません。
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ただ、定員が少なめですので、他のポイントへの移動も念頭においたチェックとなりそうです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


さて、益々気になる水温ですが、16~17℃で安定しています。
このエリアでもブーツ無しで問題なく出来るようになりました。
ただし、クラゲはまだまだ先だとしても、河口付近では、エイに注意する必要がありそうな時期になってきましたよ。


また、この先の波ですが、早速低気圧が通過する予報となり、荒れた天気になりそうですね。

風向き次第な雰囲気ではありますが、最近はサイズが下がり傾向だったので、波がないよりはマシなのかと思います。
天気が落ち着くタイミングは、確実に狙っていきたいところですね。

潮が引きに向かい、少なくなるほどカレントが強くなり、波にも影響が出そうな地形のポイントが多いので、ポイントセレクトの参考にして下さい。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
それでは、また来週(木or金)レポートをお届けします。

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