南房総エリア
2016-05-05 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

今回(5/4)の取材時は、GW真っ最中でしたが、雨と南寄りの強風で千倉以外はサーファーZERO。
しかし、雨が上がり太陽が顔を出した頃には、唯一風を交わす千倉へ大集結!
やっぱりGWだなあ…と実感。。。
今回はそんな強風クローズ気味の、レポートとなってしまいましたが、当エリアの地形概況、早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所前、前回(4/26)のレポート以来、地形に多きな変化は無く、相変わらず潮の多い時間帯は、バックウオッシュが発生してしまっています。
また、ロータイド時には、ダンパー気味のワイドブレークとなってしまいますので、お勧めはやはりミドルタイドを挟んだ時間帯となります。
5月4日(水)、ロータイド約30分前の監視所前。

そして教習所前。
こちらも、大きな変化はみられず、ミドル付近が若干深めの地形は、解消されてはいない様です。
それでも取材時は、ほぼロータイド近くでしたので、速めながら乗れそうな波がブレークしていました!
5月4日(水)、ロータイド約30分前の教習所。

引き続き、両ピーク共に潮周りを考慮しながら、風の会う日には、是非チェックしてみて下さい!
次はお隣『千歳』。
ほぼロータイド時でしたので、アウトでブレークしてから、ミドル~インサイドでもウネリに戻る事無く、スープが続いていました。
以前からお伝えしている通り、腹以上のサイズで、ハイタイドを避けた時間帯でしたら、充分楽しめそうな地形は、まだキープされている様です。
5月4日(水)、ロータイド 約20分前の正面。

右寄り、左寄りも、ほぼ正面と同じ様な状況でしたが、こちらは、ミドルにも砂が付いていそうなので、ハイタイド時でも、正面程はコンディションを落とさずに楽しめそうな地形ですね!
5月4日(水)、ロータイド約20分前の右寄り。

5月4日(水)、ロータイド約20分前の左寄り。

そして和田方面『花籠』。
ここ迄来ると、強烈なオンショアの影響で、ほぼクローズアウト状態。。。
よって、正確な地形の判断が困難になってしまいますが、サイズも有り、ロータイド時でしたので、スープはインサイド迄続いていました。
何よりも、この大クローズで、岸よりのモッコリした砂が海に戻り、地形が改善する可能性も期待でしそうでしたので、次回のレポート(5/11or12予定)をお楽しみに!
5月4日(水)、ロータイド約10分前の正面。

そして右寄りも正面同様、地形が分かりづらい状況でしたが、大きな変化は未だ無さそうでした。
5月4日(水)、ロータイド約10分前の右寄り。

そして、旧公民館前寄りですが、こちらもほぼクローズでした。
しかし、やはりスープが途切れる事無くインサイド迄続いていたので、ロータイド時を中心に、楽しめそうな地形かも知れません。
5月4日(水)、ジャストロータイドの旧公民館前。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、ロータイド時でサイズが有るにも関わらず、インサイド手前で、スープが消えウネリに戻っていましたので、引き続き、ミドル付近が未だかなり深めな地形が伺えました・・・。
5月4日(水)、ジャストロータイドの大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
こちら迄来ると、南寄りのウネリをダイレクトに受けた完全なクローズアウト。。。
スープからの判断になってしまいますが、ウネリに戻ってしまう様な事は有りませんでしたので、この時化で砂が動いて、地形が良くなってくれれば。。。
と思います・・・。
5月4日(水)、ロータイド約10分後のクジラのオブジェ右寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも…、と言うより、白渚全体が真っ白でしたので、詳細が分かりづらくて申し訳有りませんが、スープが途中で消えることなくインサイド迄続いていました。
ですので、決して深みは無いと思われます。
5月4日(水)、ロータイド約10分後のS&S前。

和田方面全体に言える事ですが、このメイストームによる地形の変化が非常に気になりますので、海が落ち着いてからに期待をしたいところです!
以上が、今週(5/4)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
流石に5月ともなると、みなさん3mmジャーフルですね、中にはシーガルやロングスプリングの方も・・・。
ですので、3mmのジャーフルをお持ちになれば、問題無いと思われます。
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします。
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