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ニューカレドニア②

2006-08-22 更新
今回はGW後に友人達と訪れた南の楽園ニューカレドニア・サーフトリップのお話、第2弾。ニューカレドニアのレフトに割れる美しい波をひたすら満喫です。
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翌朝ウェンギーリゾートから波止場まで行き、そこからボートに乗り換えて15分ほどのところにあるウノアというレフトのブレイクに向かった。波止場でガイドをしてくれるローカルのホノと合流。南の島の人だけあってめちゃくちゃ陽気でアホっぽいけど、フランス語で話されるとなんとなくお洒落に見えてくるから不思議だ(笑)。

ニューカレドニアのポイントはほとんどがパスと呼ばれる珊瑚礁の切れ目に添って割れる波。モルジブなどの波に近い感じだ。
初日の波はコシサイズ。ちょっと残念…、と思っていたが、いざ入ってみると結構楽しめる。しかも僕ら3人で貸し切りだ。この日は嬉しくて5時間もサーフしてしまった。

知らず知らずの間に疲れていた身体を労わるために宿に戻り夕食を食べることにした。ニューカレドニアの通貨はユーロと連動しているので結構高い。メニューを見るとどれも2000円以上する。どうせ払うならと思い、僕はカニを注文!! マングローブに住むカニはハサミが子供の手くらいあって食べ応えがあった。まだまだ楽しむことは沢山あったのだろうが、サーフに酷使した身体は満腹になったところで眠気に負けてしまっていた。

翌日も早起きして前日と同じ経路でポイントに到着。波のサイズもアップしていてカタ~頭くらいのセットが入っている。グラッシーな波にテイクオフすると次々とショルダーが張ってきてトップターンをしたりカットバックをしたりして気がつくと100mくらいは乗っている。しかも誰もいない。また本日も貸し切りサーフデイが始まった。

僕らの入った時間は丁度大潮の引き際だった。数本テイクオフしているうちになにをやっても大丈夫と勘違いした僕はさらに奥からテイクオフ。しかし前がクローズしてしまったのでしかたなくボードから飛び降りた。ところがここはアイランドブレイク!! みごとにリーフに腰をスラッシュ…。僕はリーフブレイクに入ればたいがいのところで怪我をするので「あぁ、また今回もやっちゃった」というくらいにしか思わなかったのだが、皆さんはどうかお気をつけ下さいね。ガイドのホノは「楽しい波をもらった海に君の肉をお返しにあげたんだ」とユーモアを言っていた。
この日も素晴らしい一日だった。海から上がると現地在住のシェーパーでありガイドの富永さんに傷口をレモンで消毒することを勧められたが、これによって僕は今年になって一番痛い思いをすることになる…。

3日目は富永さんとステファンというボートのオーナーがガイドをしてくれた。ステファンはエアーカラン(僕らの乗ってきた飛行機)のスチュワートをしていてフライトのないときはガイドをしている。
僕らのリクエストでウアノのライト側をチェックしに出掛けた。ライトブレイクは胸くらいで風が入っていてあまり良いコンディションではなかった。しかしブレイクを見ていると、すっとはいってきたウネリが一気に掘れ上がり50mくらいチューブを巻いている。じっと見ているとブレイクの前の海面が引っ張られているので海底が浅いのが解かる。まさに天国と地獄…。

ここはパスしていつものレフトへ向かった。最大セットは頭くらい。ロングショルダーは張らないがカットバックを中心につなげていくとやはり100mくらい乗れる波だった。ウネリの方向が前日とは違うので比較的深い場所でブレイクしていた。この日もまた貸し切りで自分達がビデオの世界にいるような錯覚を覚えた。

しかし昼過ぎに風がやや強くなってきたため、コンディションの悪化は否めない状態になってきていた。サーフィン漬けも3日目とあって身体に疲れがでていたので、この日は早めに引き上げることにした。

(さらに次回へ続く!!)