WCT第1戦終了!

オーストラリアで行われていたWCT第1戦のクイックシルバープロは、現地3/10にファイナルまでの全ヒートが終了しました。スナッパーロックスで迎えた最終日、3-5ftで風も合った素晴らしいコンディションだったようです!
前日のラウンド4でケリーを撃沈して皆をアッといわせた地元オーストラリアのジョエル・パーキンソンは、クォーターファイナルでダニエル・ウィルス、セミ・ファイナルでシェイ・ロペスをそれぞれ破ってファイナルへ進出。一方、もう1人のファイナリストのコーリー・ロペスはルーキーのマズ・クィンとオッキーを破って上がってきました。そして、ファイナル。ライトハンドのポイントブレイクでお互い最高のサーフィンを見せていたんですが、レギュラースタンスのパーコがゲットした9.5の1本が明暗を分けました。それは、テイクオフ直後にディープなバレルをメイクし、その後もインサイドまでフェイス全体を使った太いラインのサーフィンを見せた1本。グーフィーのコーリーも先月足首を負傷したにも関わらず、切れたバックハンドサーフィンで応戦したんですが結局届かず、パーコが今年のWCT初戦を物にしました。「とてもいいスタートだよ、賞金もいいしね(笑)。この調子が続いてくれて、今年あと何回か勝てれば最高だね。」と語っていたパーコは、1999年のWCT/J-ベイでワイルドカード出場して優勝するなど、高いポテンシャルは実証済み。WCT2年目で本領発揮となるでしょうか? コーリーは、「ファイナルまで勝ちあがれてストークしてると」いいながらも「今回は兄弟でやられてしまって、家族もガッカリしてる…」と負けて悔しそう。でも、去年に続いて調子はいいのでは!? さて、次のWCTは…ベルズビーチに場所を移して、3/26からウエイティングに入ります。
WCT2002
Quiksilver Pro
1st
ジョエル・パーキンソン(Aus)
2nd
コーリー・ロペス(USA)
3rd
シェイ・ロペス(USA)
マーク・オクルーポ(Aus)
5th
リチャード・ラベット(Aus)
ダニエル・ウィルス(Aus)
アンディー・アイアンズ(Haw)
マズ・クィン(NZ)