旅１１９日目／夏と秋の間

ブルンブルン。写真整理の夜更かしから、朝が遅い、というか昼前に起きる。子供達はとっくに起きエンジン全開。外は晴れて暑く厳しい残暑だ。日が暮れて月の出を見に外に出ると、電線の間から鮮やかな月が昇っていた。東京でもこんな明るい月か゛見えるのか、とうれしい気分になる。
いとこから自転車のおさがりをもらい大喜びのすずと、月あかりのサイクリングに出かける。まだ帰らない、まだ帰らない、というので走り回る。気がつけば日付が変わっていた。
夜中になり、雷とともに激しい雨が降りだした。秋の気配だ。
そういえばケイソンから残暑見舞いが届いていた。そこには一言こう書いてあった。

「人生二度無し」

プスンプスン。