南房総エリア
2016-06-08 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

先週(5/30週)は、当コーナーのお休みを頂き、ご不便をおかけしました。
と言う事で、2週間振りの地形チェックとなりましたが、その間、和田方面の地形に変化が有ったのか?どうか?気になるところですので、早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所前、引き続き遠浅な地形となっていますので、特に中~大潮時は、波質が潮の動きに大きく左右されてしまいます。
お勧めの時間帯としては、ロータイドの前後2~3時間が目安となる地形です。
ハイタイド近くになると、ボヨ付きバックウオッシュも入ってしまいますので。。。
・6月7日(火)、ロータイド約3時間前の監視所前。

※ご参考までに、ロータイド時の遠浅な地形です。

そして教習所前。
こちらも最近は、監視所前とほぼ同じ様な地形となっていますので、お勧めの時間帯等も同じですねえ・・・。
・6月7日(火)、ロータイド約3時間前の教習所。

いずれにしても、潮周りでコンディションの変化は有るものの、常に2~3ピークは有りますので、混雑は緩和されています。
次はお隣『千歳』。
全体的にこちらの地形は、2週間前とほぼ変わっていない様子で、潮の少ない時間帯を中心に上向く様です。
やはり、ハイタイド近くですとボヨ付いてショルダーの張らない、インサイド寄りのブレークとなってしまいます。
・6月7日(火)、ロータイド約2時間50分前の正面。

・6月7日(火)、ロータイド約2時間50分前の左寄り。

・6月7日(火)、ロータイド約2時間50分前の右寄り。

引き続きですが、ロータイド時に剥き出しになるインサイドのリーフには、くれぐれもお気を付け下さい。
そして和田方面『花籠』。
さてここからは、問題の和田方面ですが、どうでしょう!?
以前よりは良くなったのでは?と、直感しました!
その根拠として、このサイズ(胸前後)で、ロータイド手前でも写真の様な波がブレークしていましたので。
ただ残念ながら、中にはウネリに戻ってしまう波も有りましたが・・・。
是非、潮の少ない時間帯狙いでチェックしてみて下さい!
・6月7日(火)、ロータイド約2時間40分前の正面。

そして右寄りですが、以前と大きな地形の変化は無さそうでした。
・6月7日(火)、ロータイド約2時間40分前の右寄り。

そして、旧公民館前寄り。
2週間前に比べて地形が良くなった様に見えました。
・6月7日(火)、ロータイド約2時間30分前の旧公民館より。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは大袈裟に言うと、ここ数ヶ月の取材の中で、一番良かったのでは!?
と、思える程。
腹前後のサイズでも、1アクションは入れられそうな波がブレークしていました!
・6月7日(火)、ロータイド約2時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
ここ迄は上向き傾向の和田方面、いよいよ大トリの白渚です。
イメージと言うものは恐ろしいですね。。。
乗れそうな波が有るにもかかわらず、花籠~白渚迄サーファーはゼロ。
前回(5/24)の取材時に比べたら、かなり地形が上向いた様に感じられました。
確証を得る為、ローカルを訪ねてみたところ「前よりは地形が良くなり、潮が引いてくれば出来ますヨ」との事。
・6月7日(火)、ロータイド約2時間20分前の河口寄り。

引き続き見守りたいと思います。
そしてS&S寄り。
こちらも、今迄に比べたら良くなった様に見受けられますが、ただ残念ながら、ミドルでウネリに戻ってしまう波が目立ちました。
・6月7日(火)、ロータイド約2時間20分前のS&S前。

以上、和田方面の地形が復活の兆しを見せ始めた、今週(6/7)の当エリアの地形概況でした。
それでは最後に水温。
最近は、南西寄りの風が強く吹く事も無く、気温も高いので「シーガル」をお勧めしますが、朝一や、ちょっと涼しい雨の日等は、3mmジャーフルもお持ちになると良さそうですね!
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!
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