南房総エリア
2016-07-06 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

先週6/29あたりから、スモールコンディションが続いている当エリアですが、そうなると、少しでも地形の良いポイントへサーファーが集中気味。。。
そうこうする内に、ようやく南の海上には「台風1号」が発生し、今後の動きが気になるところですが、今週も「地形 レポート」早速お届けしたいと思います!
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所前、しばらく続いている遠浅の地形に大きな変化は無い様です。
がしかし、いかんせん肝心のウネリが無く、ほぼ一週間に渡りショアーブレーク気味のコンディション。。。
ただこの日は、オンショアの影響で、多少サイズが有りサーフ可でした。
・7月5日(火)、ロータイド約3時間前の監視所前。

私もホームでは、何と二週間振りになりましたが、オンショアでも充分乗れましたので、地形は悪くは無いと思います。
そして教習所前。
こちらも、監視所前とほぼ同じ様な地形で、お勧めはミドルタイド近辺となります。
・7月5日(火)、ロータイド約3時間前の教習所。

次はお隣『千歳』。
今迄は、サイズにも助けられ、何とかコンディションをキープしていましたが、この日は、風が千倉程オンにならない分サイズが無く、御覧の様にかなり厳しい状況でした。
潮の多い時間帯ですと、さらにコンディションを落としてしまいそうですね。
・7月5日(火)、ロータイド約2時間50分前の正面。



そして、まだまだインサイドのリーフが露出していますので、引き続きお気をつけ下さい!
そして和田方面『花籠』。
ここ最近、地形の上向き傾向をお伝えしていますが、今回も人によっては、1~2アクションを入れながら乗れていました。
ただし、ハイタイド時は、ショルダーの張らないダラダラの波となってしまう地形ですので、その辺りを考慮して良い波を当てて下さい!
・7月5日(火)、ロータイド約2時間40分前の正面。

・7月5日(火)、ロータイド約2時間40分前の右寄り。

ファーストブレークでは、1アクションは入れられそうでしたが、その後厚くなりウネリに戻ってしまっていました・・・。
潮が多いと、更にコンディションを落としてしまいそうな地形に見受けられました。
・7月5日(火)、ロータイド約2時間30分前の旧公民館より。

続いていて『大原駐車場前』。
こちらは、厚めながら何とか乗れる波がブレークしていましたが、旧公民館前同様に、ミドルでウネリに戻ってしまっていましたので、ミドル付近は、まだまだ深そうな地形の様です。。。
やはり、ハイタイド近辺はかなり厳しいコンディションとなってしまいます。
・7月5日(火)、ロータイド約2時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
こちら河口寄りは、相変わらず深めの地形が続いている様で、トップのみのダラダラ→その後消えてしまう波ばかりでした。。。
前回(6/30更新)もお伝えしましたが、河口が左(漁港寄り)へ大きく蛇行しているためかと思われます。
・7月5日(火)、ロータイド約2時間20分前の河口寄り。


こちらは、蛇行した河口の砂が付いている様で、小さなウネリにも反応し、連日ワンピークに集中気味です。
・7月5日(火)、ロータイド約2時間20分前のS&S前。

ハイタイドですと、かなりインサイド寄りのダラダラかショアーブレーク気味になってしまう地形です。
しばらくは、コチラのブレークに頼るしかなさそうです!
以上、今週(7/6)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回(6/30更新)は、南西の風により下降気味とお伝えしましたが、昨日(7/5)辺りから、また若干上向き出したので、シーガルやロングスプリングをお持ちになれば、問題無いと思います!
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!
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