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南房総エリア

2016-07-13 更新
皆さん、こんにちは!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

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今年初となる「台風スエル」ですが、皆さん何処かで良い波に巡り会えましたか?!
というか、今(7/13現在)でもバックスエルが、しっかりと届いているポイントもまだ有る様ですが・・・。
そんな当エリアの「地形レポート」今週も早速お届け したいと思います!


では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所前、残念ながら千倉には「南西スエル」は回り込む事も無く、すっかり海水浴場モード(涙)。
しかも、しばらく続いていた遠浅の地形も崩れてしまい、ショアーブレーク気味のコンディションとなってしまっています。
それでもかろうじて、ロータイド近辺でしたらなんとか乗れていますが。。。
・7月12日(火)、ハイタイド約30分前の監視所前。
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たった一週間で、ミドルが深めの地形になってしまいました・・・。

そして教習所前。
こちらも、監視所前とほぼ同じ様な地形で、潮が多いとショアーブレー気味のダンパーが目立ちます。
・7月12日(火)、ハイタイド約30分前の教習所。
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次はお隣『千歳』
こちらは、南西寄りのスエルが回り込んでいる様で、千倉の直ぐ隣とは思えない程のサイズが有りました。
ハイタイド近くとは言え、小潮周りなので、そこ迄潮が多く無い事も有り、まずまずのコンディションでした。
引き続きサイズが腹~胸以上で、ミドル~ロータイドで有れば、充分楽しめる地形はキープしている様です!
・7月12日(火)、ハイタイド約20分前の正面。
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・7月12日(火)、ハイタイド約20分前の左寄り。
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・7月12日(火)、ハイタイド約20分前の右寄り。
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以前よりは露出しなくなりましたが、インサイドのリーフには引き続きお気をつけ下さい!


そして和田方面『花籠』
この辺りからは、コーストラインが南に開けているので、南西寄りのスエルが回り込み易くなりますが、まだ深めな地形と潮の多さからか?厚めの波が目立ちました。
それでも以前に比べれば、充分楽しめますので、混雑を嫌う方にはお勧めですね!
・7月12日(火)、ハイタイド約10分前の正面。
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やはりベストは、潮が少ない時間帯となります。

そして右寄りは、先週(7/5)に比べ、ライトブレークを中心に写真の様な、ショルダーの張った波がブレークしていました!
・7月12日(火)、ハイタイド約10分前の右寄り。
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そして、旧公民館前寄り。
こちらも、潮が多い割には良さそうな波がブレークしていましたので、地形が上向いている様です。
・7月12日(火)、ジャストハイタイドの旧公民館より。
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ただ、途中でうねりに戻っていましたので、ミドル辺りが深めな地形は変わっていない様でした・・・。


続いていて『大原駐車場前』
先週(7/5)同様、厚めながら1~2ターンは入れて乗れていました。
ただやはり、インサイド迄は繋げられませんので、旧公民館前同様に、ミドル付近はまだまだ深そうな地形の様です。。。
・7月12日(火)、ジャストハイタイドの大原駐車場前。
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まぁ、掘れない分、ビギナーの方のテイクオフの練習にはお勧めかも知れませんね。


そして最後に『白渚』
こちら河口寄りの、深めの地形に大きな変化は見られませんでしたが、南西寄りのスエルを拾い、ライトブレークを中心に楽しめていました。
ただやはり、インサイド迄は乗り継げていませんでしたので、まだまだ深めの様ですね。
・7月12日(火)、ハイタイド約10分後の河口寄り。
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そしてS&S寄り。
最近の当エリアで一番人気なのが、こちらのピーク。
スモールコンディションが続いた時も、台風一号のバックスエルの時も、ライトブレークを中心に良いコンディションが続いています!
河口寄りに比べて、そこ迄深めでは無いので、インサイド迄乗り継げる波も多いですヨ!
・7月12日(火)、ハイタイド約10分後のS&S前。
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私も三日連チャンで、こちらでファンウエーブを堪能しました!
特にお勧めの時間帯は、ロータイド~ミドルタイド辺りです。


今週(7/6)の当エリアの地形概況は、以上となります。


そして「南西寄りのスエル」と言えば、気になるのが平砂浦方面ですが、ファーストスエルが7/9(土)辺りから入り出し、7/13(水)のAM現在も、まだ腰~腹をキープしている様です。
でも、流石に終息に向かいますかね。。。


それでは最後に水温
最近は晴れた日中等ですと、トランクスONLY~ジャーフル迄、様々なスタイルのサーファーを目にしますが、お勧めは、ショートジョンやスプリング、もしくはタッパーにトランクス、超寒がりな方でシーガル、と言ったところでしょうか。

ただし、南西寄りの風が強めに吹いた後は、水温が急激に低下することも多々有りますので、サイト内の水温コーナーや、ウエット表記も参考にして下さい。


今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!

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