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一宮エリア

2016-07-14 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(7/7)後は、波が下がる予想をしていましたが、腹~胸サイズをキープしていて、東浪見から北側のポイントでは、潮の具合よって肩近いセットが来る時間帯もあり、梅雨時としてはコンディションのいい週だったと思います。

そんな中ここ最近も、一宮がレベルを問わず遊べていて、人気No.1でした。

地形もほとんど変わりなく残っているので、太東・夷隅以外では、サイズダウンした日も練習できていましたよ。


それでは、直近の各ポイント毎の地形レポートをお届けします!


【一宮】
7/13水曜日10時頃の地形レポートです。
満潮寸前の時間でしたが、潮の干満差が少なく水の量は、普段のミドルタイドより少し多いくらいです。
左側の堤防周辺は地形がなく、今のサイズでは反応しないものの、
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中央の堤防付近~右側にかけては、小波用の地形が出来上がっているので、波の反応が良く、サイズに関しても他のポイントより期待できるので、このエリアの中では常に人気となっています。
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最近は、アウトでの反応がありませんが、ミドルエリアにピークがまとまり、ライトとレフトに別れて乗れる波が多く、前回(7/7更新)よりも乗り継ぎ易く、形が良くなっている印象です。
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潮の量に反応して、波質が変化しますが、他と比べると、1日を通して安定して楽しめる地形だと思いますよ。
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左側で海水浴場の規制が始まる時期なので、その分右側に集中し、今までよりも混雑しそうですが。。。


【サンライズ】
水曜日7/13、10時半頃の様子から地形を判断します。
この日の満潮ではありますが、やはり潮は普段より少なめだと思います。
左側の堤防周辺は、形よくブレイクしても、サイズ不足で波数が少なく、あまり狙えそうにありませんでした。
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前回(7/7更新)に続き、今回も中央の地形に人気がありますが、最近は、中央からやや右側の地形が、アウトから安定して繋げるようになってきたので、距離も乗れて、流行り始めていますね。
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ここも一宮のように、地形が安定して、形がハッキリしているものの、全体で見るとサイズの割に手前でブレイクするので、沖に出すぎて乗れない人が目立っていました。
潮が多くなると、尚更のようですね。。。
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ミドルタイドを基準に、上げている時間帯が無難となる地形の様です。

南風から逃れるという意味では、サイズが落ちても、右側のレギュラーが、ビギナーの方にはオススメだと思いますよ。
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【東浪見】
7/13水曜日11時頃の地形チェックです。
潮は満タンから引き始めるタイミングです。
なぜか?ここも左側には地形があるものの、サイズ不足な雰囲気があり、波数が少なくなっていました。
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全体的な地形の印象は変わりなく、メインは、中央のレギュラーか、右側のミドルからインサイドとなっていましたが、前回(7/7更新)と比べて、サイズの割に沖が近くなった感じがしました。
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中潮や大潮の満潮時には、この地形だと、もっと厚い波になってしまうかもしれませんね。
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この日のサイズに対しても、素早い波が少なくなり、形は良くなっているので、他のポイントと比べて、ピークが少なく狭めですが、十分遊べる地形はありますよ。
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潮の引くタイミングは、反応はいいのですが、上げている時の方が、形がまとまる傾向です。


【志田】
水曜日7/13の11時半頃の様子から地形をジャッジします。
潮は引き始めていますが、影響はありませんでした。
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カレントも弱く、穏やかな様子なので、潮がある方がいいのかもしれませんが、腰~腹サイズでは、引き始めも狙い目になりそうな地形です。
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最近は南よりのウネリなっているので、一宮~東浪見区間と比べると、サイズが小さくなっています。
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腰~腹サイズが続いて、地形が徐々に手前にまとまってきた印象で、乗れる距離は、基本短いものの、この日のようなサイズに対しても形になり、スモールサイズながら、しっかりした波にはなっています。

いつも通り、右側の地形がメインになっていますが、インサイドが極端に浅いので、バックウォッシュが入りやすそうです。
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【太東】
7/13水曜日の14時半頃の様子から地形を判断します。
潮は引きに向かっていますが、昼間から変動がなく影響はありませんでした。
南ウネリでは港の影になってしまい、志田よりも更にサイズが小さくなっています。

膝~セットで腰近くの波はキープしているので、ショートボードにとっては厳しいコンディションながらも、ロングボード専用のポイントとして人気がありました。
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地形は、サイズ不足でアウトの形がハッキリしていませんが、ミドル~インサイドをメインに反応しています。
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手前の様子からは、前回(7/7更新)までと比べて、地形が崩れている雰囲気があり、レギュラーの形に反応するものの、インサイドに近いセクションで素早いブレイクが目立っていました。
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しかし、サイズがでれば、十分復活する可能性はあると思います。

16日が海開きの予定なので、13日~ブイが設置され、海水浴場として運営している時間帯は、堤防横でのサーフィンができなくなりますので、ご注意下さい。


【夷隅】です。
水曜日7/13の15時頃、潮の動きが小さい日ですので、殆ど影響はありませんが、一応は引きに向かっていた時間帯です。
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今回で3週目になりますが、最近も地形がなく、波も一切反応していない状況が続いています。。。
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どの区間もブレイクする様子がないので、練習できる状態ではありませんね。
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低気圧等で大きく時化て、砂が沖に出ない限りは期待できないので、未だしばらくはスルーしてもいいと思います。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります.


さて、水温ですが、前回(七夕更新)からMax24℃の潮が入り、風の弱い日中ならトランクスで問題なくできていました。
結論的には、タッパーやスプリング+朝夕の時間帯用にシーガルやロンスプ等の準備があれば間違いないと思います。

また、この先の波は、下がる事はあっても、特に上がるような様子は今のところありませんね。。。
14日(木)の朝の時点では、前日よりも既にワンサイズ下がっていますので、再び上がっても胸前後がMaxかと。。。
前線から離れている方が、波には期待できますが、潮のタイミングが予想しづらく、良い時間帯も短かいので、潮が上げる頃を大事に狙いたいですね。
最近は風を受けても、昼前後の時間帯で良くなる事があるので、普段より頻繁にチェックする必要がありそうです。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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