南房総エリア
2016-07-20 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

先週の更新時(7/13)には、台風一号の「置き土産」の南西寄りのスエルも、なんとかまだ届いていましたが、その後は徐々にパワーダウン。。。
取材時の昨日(7/19)辺りからは、ウネリが完全に弱まり、かなり物足りないコンデションとなっていますが、そうなると地形の善し悪しが更に「カギ」を握りますので、当エリアの「地形レポート」今週も早速お届けしたいと思います!
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所前、先週(7/13)お伝えしたミドル付近が深めの地形は、残念ながら改善されてはいません。。。
それでも河口付近なら、ロータイドを挟んだ1~2時間限定で、なんとか乗れています。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間30分前の河口周辺。

そして教習所前。
こちらも、前回(7/13更新)とほぼ変わらず、ミドル付近が深めで、出来てもロータイドオンリーです。
潮が少しでも多いと、ショアーブレーク気味のダンパーとなってしまいます。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間30分前の教習所。

次はお隣『千歳』。
こちらの地形にも大きな変化は無い様子で、引き続き腹以上のサイズが有れば、ミドル~ロータイドの時間帯を中心に楽しめています。
今回の取材時に限れば、正面が一番良さそうなコンディションでした!
・7月19日(火)、ロータイド約2時間20分前の正面。

・7月19日(火)、ロータイド約2時間20分前の左寄り。

・7月19日(火)、ロータイド約2時間20分前の右寄り。

今週は、大潮~中潮周りでロータイド時には、かなりリーフが露出すると思われますので、引き続きリーフクラッシュの怪我等には、充分お気をつけ下さい!
そして和田方面『花籠』。
完全復活と迄は行きませんが、徐々に地形が上向きつつ有る花籠です。
この日も腰前後のスモールコンディションでしたが、何とか1アクションを入れて乗れていました。
ただ、これ以上潮が多いと、かなり厳しそうでしたね・・・。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間10分前の正面。

そして右寄りは、インサイドがかなり浅そうで、そのインサイドの地形に反応した速めの波がブレークしていました。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間10分前の右寄り。

そして、旧公民館前寄り。
こちらは、この写真でターンをしている辺りが深めの地形の様で、波が消えウネリに戻ってしまいます。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間前の旧公民館より。

潮が多い時間帯にもチェックしてみてください。
続いていて『大原駐車場前』。
ほぼ旧公民館前と同じ様な状況でしたので、似た様な地形になっていると思われます。
そのせいか、最近は大原の正面~旧公民館寄りに、サーファーが集中しています。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
河口寄りは、まだまだ深めの地形の様で、ファーストブレークの後ウネリに戻ってしまいます。
それでも、セットで1~2アクションは入れられるコンディションでした!
・7月19日(火)、ロータイド約1時間50分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
ここ最近は、風向き・潮周り・ウネリの向き・サイズ等、総合的に判断しても、こちらが一番安定していると思われます。
その分、混雑も必至ですが、しばらくはそんな状況が続きそうですねえ・・・。
・7月19日(火)、ロータイド約2時間50分前のS&S前。

最近のお勧めの潮周りは、ミドルタイド辺りとなっています。
以上が、今週(7/19)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ最近は、スプリング、もしくは「長・半袖タッパー+トランクス」、ショート・ロングジョン等々。。。
選択肢が多くて迷いますが、敢えて一着?と言われたら「スプリング」をお勧めします!
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!
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