一宮エリア
2016-07-21 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(7/14)後から週末までは腰~腹、干潮に向かうタイミングはセットで胸くらいの波が残っていたので、時間帯は限られても、遊べるコンディションとなっていましたが、今週(7/18W)に入ってからは、このエリアも平均して腰前後まで波が下がり、一宮やサンライズ~東浪見区間まで、かなり厳しい状態となっています。
サイズが小さいので、潮の変動にも反応がなく、大潮に近づき干満の動きが早くて安定しません。
また、日中になると極端に潮が少なくなるので、インサイドの小波用の地形が役にたたない傾向です。
それでは、直近の各ポイント毎の地形レポートをお届けします!
【一宮】
7/20水曜日11時半頃の地形レポートです。
干潮と重なり、潮が止まって少ない時間帯です。
前回(7/14更新)からも、特に波が上がった日はなく、今週(7/18週)に入ってからは、写真ような厳しいコンディションが続いています。

この日のようなサイズでも、ビギナーレベルの方を中心に、練習はできるコンディションを保ってはいますが、インサイドが平らになり過ぎた分、アウトの地形がハッキリしなくなっています。



【サンライズ】
水曜日7/20、12時頃の様子から地形を判断します。
潮は少ない状態ですが、上げ始めの時間帯です。
スモールコンディションが続いていて、インサイドがメインとなり、ショートライドながら何とか練習はできそうな状況でした。


サイズが上がっても、癖のある波になりそうな地形ですね。。。
ピークをとらえるのが難しいですが、波数では、中央周辺~右側がメインになっていました。


【東浪見】
7/20水曜日13時頃の地形チェックです。
潮が上げに切り替わり、多少波数が増えた印象です。





【志田】
水曜日7/20の13時半頃の様子から地形をジャッジします。
上げに向かっていましたが、まだまだ潮が少なく、力の弱い素早いブレイクの波になっていました。
地形に関しては、カレントが弱く穏やかなので、アウトで反応する地形がなく、普段と変わらずインサイドがメインの、平らなまま特徴のない地形になっていました。
右側のレギュラーの地形も、このサイズではフェイスが短かく、膝~腰サイズでは遊びにならないコンディションになってしまいそうです。




【太東】
7/20水曜日、14時頃の様子から地形を判断します。
潮はミドルタイドのタイミングでしたが、サイズ不足でボヨついた印象になり、潮に反応するウネリはありませんでした。

先週末の様子からは、堤防からのレギュラーの地形にも雰囲気が残っていますが、日中は海水浴場なので、サーフィン不可能となっています。

【夷隅】です。
水曜日7/20の15時頃、潮は上げに向かいミドルタイドを過ぎた頃です。
アウトからインサイドまで、フルフラットな状況が1ヶ月近く続いていて、何の変化もありません。。。

地形に関しても、一度クローズするまでは望みが薄いので、サーフィン目的ではスルーして良いと思いますね。。。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて、水温ですが、前回(7/14更新)よりも更に温かい25℃の潮が入っているので、日中はタッパーやトランクスでできていました。
朝夕でも、スプリングがあれば問題なかっと思います。
風が強くなければ、シーガル・ロンスプすら出番がないかも知れませんね。。。
また、この先の波は、そろそろ梅雨も明けそうな時期になりましたが、沖にはウネリがないようです。
最近も東風がそよそよしているものの、サイズが上がるような雰囲気はありませんでした。
今のところ、低気圧ができる予報もなく、オンショアの風波以外は可能性がなさそうです。
この先は、涼しげな予報が続いているので、前半はオンショアがメインになると思いますが、朝夕は整ったフェイスで練習できるかもしれませんね。
風が手伝って腹胸サイズになってくれればいいのですが。。。
今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
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