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『Vans US Open of Surfing』2日目 五十嵐カノアがラウンドアップ!

2016-07-27 更新
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現地時間7月26日、カリフォルニア・ハンティントンビーチで開催中の『Vans US Open of Surfing』はメインラウンド2日目を迎え、ウィメンズCT第6戦のR2から再開。
前日よりサイズダウンした公式2-4ftレンジ。コシ〜ムネ位の風の影響が入った夏のハンティントンビーチらしいコンディションでヒートは進行。

R1ではカレントリーダーのコートニー・コンローグ(USA・写真最上部)を始め、カリッサ・ムーア(HAW)、ジョアン・ディファイ(FRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、ステファニー・ギルモア(AUS)などの上位陣が次々と敗退していましたが、敗者復活戦のR2では危なげない勝利が続き、R3を戦うメンバーが揃いました。

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「昨日は望み通りに行かなかったわ。誰も最初に負ける計画なんてぞっとして立てないわよね。自宅のサンタアナは熱帯夜で寝不足気味だったけど、ここは涼しくて良く眠れるわ。今朝の目覚めも最高だった」

元CT選手のリッチー・コリンズの娘、ワイルドカードのミーア・コリンズ(USA・写真上)に対して8.00を含むトータル14.17で勝利したコートニー。

カレントリーダーだけが着用を許されるイエロージャージを着て自信に満ちたパフォーマンスを披露。
ランキング2位のタイラー、3位のカリッサ共にポイント差は僅か。ハンティントン、トラッセルズと続くホームのカリフォルニアのイベントで少なくとも、もう1勝は欲しいところでしょう。

その他、R2を通過したのは、キーリー・アンドリュー(AUS)、ローラ・エネヴァー(AUS)
フィジー戦で優勝してランキング4位、ディフェンディングチャンピオンでもあるジョアン・ディファイ(FRA)は、ルーキーのキーリーに敗退して早くも姿を消しています。

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ウィメンズCT第6戦のR2の後はQS10,000のR2、H6からH18まで進行。

トップ34では、五十嵐カノア(写真上・下)を始め、ジャドソン・アンドレ(BRA)、ライアン・カリナン(AUS)、デイヴィー・キャッスル(AUS)、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、コナー・コフィン(USA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、リプレイスメントとして活躍しているシーバスことセバスチャン・ズィーツ(HAW)、スチュアート・ケネディー(AUS)などがラウンドアップ。

一方、QSのカレントリーダー、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)と2位のコナー・オレアリー(AUS)は同ヒートに重なり、共に敗退。特にレオナルドはメインイベント開催前の23日の霧に包まれた朝、エアリアルに失敗して自分のボードを左耳の前にヒットして20針を縫う大怪我をした後だけにライディングにも覇気を感じられませんでした。

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「ホームでのイベントは本当に楽しいね。今回の滞在が一年で最も長いんだ。だから、家族や友人とエンジョイしているよ。ここの波は沢山サーフィンしているし、やりやすい。それに今までの経験や知識が確実に活かされているよ」

ハンティントンローカルの五十嵐カノアはローカルナレッジを活かして昨年はSFまで進出したものの、大原洋人と対戦してホームのギャラリーの前で敗退。
その後は御存知の通り、大原洋人に主役の座を奪われることに...。
CTでの優勝はもちろん、ローカルとして「US Open」のタイトルは喉から手が出るほど欲しいはず。
次のR3は同じカリフォルニアでもサンタバーバラ、リンコンをホームとするコナー・コフィン、QSランキング3位のジョアン・ドゥルー(FRA)、そしてCTの大先輩、ジョーディ・スミス(ZAF)と強豪揃いのカードに重なっています。

R2の残りヒートにはフィリッペ・トレド(BRA)、ナット・ヤング(USA)、ジャック・フリーストーン(AUS)、カイ・オットン(AUS)、ミシェル・ボウレズ(PYF)のトップ34のメンバーや、2009年、2010年と今イベントで2連覇を果たし、先日CT第8戦『Hurley Pro at Trestles』のトライアルで出場権を獲得したブレット・シンプソン(USA)、ディオン・アトキンソン(AUS)、ヤディン・ニコル(AUS)、ネイザン・ヘッジ(AUS)など豪華なメンバーがまだまだ登場。

喜納海人はH20でフィリッペ、トーマス・ヘルメス(BRA)、タナー・ヘンドリクソン(HAW)と対戦します。

なお、同時開催のジュニアでは前日にQFを戦うベスト16が決まり、森友二、サンクレメンテローカルの小林桂が残っています。

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ネクストコールは現地時間7月27日の朝7時30分(日本時間同日夜11時30分)
QS10,000のR2のH19からH24、ウィメンズCT第6戦のR3の4ヒート、QS10,000のR3のH1からH4。
ジュニア・ウィメンズのQFまでが進行する予定。

『Vans US Open of Surfing』公式サイト

WSL公式サイト

photo: WSL Covered Images

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