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旅152日目/ハンジュクと会う

2006-10-15 更新
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ブルンブルン。日の出とともに起き、エンジンをかけてみる。調子よさそうだ。バイオディーゼル燃料も底を付いてきたので、バスを走らせずにラジエターの温度が上がるのを待つ。この熱を使って、天ぷら油100%をあたためているのだ。強い朝日と共に出発。四国は山道が多い。広いけれどどこか島っぽさを感じる。約100キロ走り、高知の土佐へつく。ここでバイオディーゼル燃料を作っているところがある。道案内していただき土佐厚生会のカトレアに到着。こちらの方々もいろいろ工夫されて苦労して燃料を作っている様子。バスをたっぷりお腹いっぱいにしてもらう。たまたま給油にきていた人のいいおじさんが、大きな特産のなしをくれた。気持ちいい人たちばかりでした。ありがとうございました。そして、足摺半島の方へずんずん進む。途中、なつかしい島の仲間の車とすれ違う。四国に来ていると聞いていた。今日はお互い行き先が違うので、また後日会えたらいいなという感じで、また進みだす。途中原因不明の燃料漏れを発見。急いで天ぷら百パーセントからバイオデ
ィーゼルに切り替え、様子をみる。もう二百キロ近く天ぷら百パーセントで走ってきたから、どこかホースに圧がかかっていた様子。なかなか難しい。やがて、目的のキャンプ場へ到着。すぐに仲間の車が見つかった。それはハンジュクという名のプロスケーター。若くして一年半もアルバイトしながら車生活で日本中走っている。島に半年近くいたので仲良くなった、旅の先輩だ。とても会えてうれしい。すぐにオンショアクローズのような波だけど海に入る。なんとか出て、二本乗ったら夕暮れ。ゆかが作ってくれてた鍋食べながら乾杯。一緒にいたプロスケーターサトルさんの絵がほのぼのとした幸せな絵で家族みんな大絶賛。バスに絵を描いてもらいました。すずは踊りまくって元気いっぱい。とても楽しい夜でした。プスンプスン。