南房総エリア
2016-08-03 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

先週の更新日(7/27)の翌日に「梅雨明け」した関東地方、その後晴天に恵まれようやく夏らしくなりましたが、先日(8/1)等は、まるで南の島のスコールの様な豪雨に見舞われ、雷迄・・・。
しかし、波の方はその日を境にサイズUPし始め、今日(8/3)現在、連日ファンウエーブに恵まれている当エリアですが、低気圧のもたらしたウネリと豪雨による河口の土砂の流出等により、地形に変化が有った様ですので、当エリアの「地形レポート」今週も早速お届けしたいと思います!
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所前、今迄の最悪な地形は、なんとか抜け出せた様です。
インサイド~ミドルに大分砂が付き、潮が少な過ぎるとワイドダンパーになってしまうほどまでに浅くなりましたので、お勧めはミドルタイド辺り。
・8月2日(火)、ロータイド約1時間前の河口周辺。

そして教習所前。
こちらも「ドン深」状態は解消されて、海水浴エリアとの境のブイの近辺に、写真の様な「ライトブレーク」が、潮が引き出すにつれ現れます。
・8月2日(火)、ロータイド約1時間前の教習所。

両ピーク共、まだまだベストな地形には戻っていませんが、取りあえず一安心!・・・。
次はお隣『千歳』。
まずは正面から、取材時はロータイド近くで、ピークがワイドなブレークが目立ちましたので、潮が引き過ぎない方が、良さそうな地形の様です。
・8月2日(火)、ロータイド約50分前の正面。

・8月2日(火)、ロータイド約50分前前の左寄り。

ほぼロータイド時でしたが、ダンパーにならずに、ショルダーの張った良い波がブレークしていました。
・8月2日(火)、ロータイド約50分前の右寄り。

なお、左・右寄りには、写真の様なリーフがインサイドに有りますので、お気をつけ下さい。

そして和田方面『花籠』。
こちら正面が、グッドコンディションになる為に必要な諸条件が揃い、久し振りに良い波でした。
やはり、潮が少なくサイズが胸~肩以上有れば楽しめる地形は、キープされている様です!
・8月2日(火)、ロータイド約40分前の正面。

右寄りは先週(7/27更新)同様、インサイドの地形に反応して、良さそうな波がブレークしていました!
・8月2日(火)、ロータイド約40分前の右寄り。

そして、旧公民館前寄り。
こちらも、先週(7/27更新)辺りから地形が上向き傾向でしたが、やはり潮が少ない時間帯の方が、良いコンディションですね!
・8月2日(火)、ロータイド約30分前の旧公民館より。

続いていて『大原駐車場前』。
「ジャ~ン」久し振りに良い波でした!
和田エリアの河口周辺は、海の中が大きく動いた様ですね。
ファーストブレークの後も、ウネリに戻る事無くインサイド迄続いていました。
・8月2日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

気になるところではありますが。。。
そして最後に『白渚』。
河口寄りですが、潮が少なくサイズも有りましたので、流石にウネリに戻ってしまう事はありませんでしたが、まだインサイド寄りが、デコボコしている地形の様に見受けられました。
・8月2日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、他のポイントがスモールコンディションの時でも、地形の良さに支えられ、何とか踏ん張っていましたが、ついに炸裂(良い意味で)しました。
サーファーも、今迄の鬱憤を晴らすかの様に、ゴーイングオフ!
なぜか今夏は、特有の南寄りの風もさほど吹かずに、ほぼ終日に渡りエクセレントコンディション。
・8月2日(火)、ロータイド約20分前のS&S前。

私の40年に渡るサーフィンライフで、夏場に、これ程(ほぼ毎日)頻繁に、こちらを訪れた記憶が有りません。。。
以上が、今週(8/2)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ最近は、朝から気温が高めで風も弱いので、終日「長・半袖タッパー+トランクス」で充分ですが、寒がりの方は「スプリング」等の御用意もお勧めします。
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!
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