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一宮エリア

2016-08-05 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(7/28)後は、平均して腹~胸くらいありましたが、インサイドの平らな地形に反応して、各ポイントでダンパーが目立っていました。
更に、夕方になるとオンショアが強くなってしまいヨレが入ったり、カレントの影響も出て複雑に反応する難しい波になっていました。

その後は、月曜日(8/1)のオンショアのおかげで、肩・頭~オーバヘットまで上がり、更にこの影響で地形が少しずつ変化してきました。

最近は、胸~肩サイズをキープしていて、朝夕の潮が多めの時間帯にファンな波で遊ぶことができています。


それでは、直近の各ポイント毎の地形レポートをお届けします!


【一宮】
8/3水曜日17時頃の地形レポートです。
満潮寸前のタイミングで、潮はかなり多く、肩~頭サイズのセットは形になって反応していましたが、それ以下のサイズはボヨついて、ショルダーの張らない波になっていたので、腹~胸以下のサイズの場合は、この時間帯を避けた方が良い地形なのかも知れません。
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平均して肩前後のサイズなら、反応が良く、潮が多い時間帯の方が、形がまとまってピークを探しやすく、一般向けなのかと思いました。
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地形に関しては、前回(7/28更新)と大きな変化はありません。
全体的には、ミドルエリアがメインとなり、つながり気味な波が目立っていたので、狙い目は、潮が上げに向かうタイミングが無難そうです。

今回のサイズアップの影響で、右側の堤防周辺に砂が集まり、久しぶりにレギュラーの形が安定しています。
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この周辺に人気がありましたよ。


【サンライズ】
水曜日8/3、18時頃の様子から地形を判断します。引き始める頃ですが、未だ未だ潮が多い状態です。
ここも今週(8/1)からは、肩~頭近いサイズの波が届き、この影響か前回(7/28更新)と比べて、堤防周辺を中心に少しずつ地形になってきました。

一宮と似た雰囲気があり、全体的にはミドルエリアがメインの繋がった波が目立っているものの、左側にはカレントが働いて砂が集まり、潮が多いタイミングに形がまとまり復活しそうな雰囲気を漂わせています。
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また、右側の堤防周辺に関しても、前回(7/28更新)からレギュラーの形がまとまり始め、最近もミドル~インサイドにかけて安定した地形になっているので、ピークもハッキリして人気となっていました。
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全体的には、サイズの割りにアウトでの反応が悪く、地形はミドルエリアがメインとなっているので、肩サイズあれば、潮が多い方が波がまとまって滑り易いと思いますよ。
しかし再び、腹~胸サイズになってしまうと、ここもボヨついてしまいそうな地形ですので、サイズに合わせて潮のタイミング見計らう必要がありそうでした。


【東浪見】
8/3水曜日18時半頃の地形チェック、潮は引きに向かっていますが、未だ多い時間帯です。
ここはサイズが上がって反応は良くなっていますが、全体的な雰囲気は変わりありません。
中央を境に左右で違った波質となり、最近の肩~頭サイズに対しても、影響されることなく安定した地形です。
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前回(7/28更新)までのスモールコンディションにも対応できていたので、このエリアの中では、総合的にいいコンディションかもしれませんね。

最近では、左側のレフトが波数は少ないものの、反応すれば形が良く、中央寄りに浅い地形が残り、潮が多いタイミングでカレントが弱まっていたので、この頃を狙うと形がまとまりますし、最近は人が少なく穴場となっていましたよ。
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右側に関しても、前回(7/28更新)より砂がたまり、余計な深みもなくなって、地形が拡がってきました。
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肩~頭サイズあれば、この時のように、潮が多くてもレギュラーの形で反応するので、十分遊べていました。
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潮が引きに向かうタイミングで、アウトでの反応が良くなる傾向もありますので、乗れる距離が延びています。


【志田】
ここからは、昨日8/4(木)のレポートとなります。時刻は14時頃、潮は上げに切り替わっていましたが、未だ少な目な頃の様子から地形をジャッジします。
ここは、一宮~東浪見区間と比べると、サイズが一回り小さくなり、最近も胸前後のサイズはありますが、カレントが弱く、地形には変化がありませんでした。

インサイドに集中して砂がたまり、この時のようなタイミングだと、浅いエリアが広がってしまうので、波質がショアブレイクのようになっていました。
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波自体はホレているので、力はありますが、ブレイクが速く、追いつける波が少ない印象です。

右側のレギュラーと、中央から左側に微妙に形になる地形があり、潮が増えてくるほど波がまとまって、走るフェイスができていたので、狙うのであれば、ミドル以上に潮があるタイミングだと思います。
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【太東】
8/4木曜日の14時半頃の様子から地形を判断します。
潮が上げに向かっていて、波が手前にまとまり始めていました。
ここも、今週前半(8/1)は、オンショアの影響で胸近いサイズになり、アウトからブレイクしていました。

堤防周辺の地形が広がった雰囲気で、ピークがワイドに反応していましたが、潮が上げに向かうタイミングを狙えば、問題ないと思います。
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ガスト方面も、志田のようにインサイドがメインとなり、ショアブレイク気味ではありましたが、手前の地形が広がっているので、サイズの割りに距離が乗れるのでは?
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腹~胸サイズになれば、形が現れてきそうな地形です。
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最近は、腰前後のサイズに落ちていますが、ビギナーの方の練習には、ちょうど良さそうでした。


【夷隅】
木曜日8/4の15時頃、潮は上げに向かい、ミドルタイドになるタイミングでした。
前回(7/28更新)までは、とても練習できる様なコンディションではありませんでしたが、今週(8/1)からのサイズアップで、反応はするようになり、どうにか練習できそうでした。

しかし、地形に関しては、まだ準備中な様子で、あくまでもサイズによる反応のようです。
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この日のように、胸~肩サイズあっても、沖からブレイクしそうな雰囲気のみで、ミドルエリアで一気に繋がってしまい、トロっ速いブレイクがほとんどでした。
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地形が沖に出るまでは、人気にはならないと思いす。
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ただ、このサイズがあれば、干潮のタイミングを狙って行けば、意外や遊べる時間帯があるのかもしれませんね。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


さて、水温です。
今週(8/1週)も、27℃前後をキープしているので、外気が涼しい日には長袖タッパーが必要ですが、個人的には、海パンで問題なくやれていました。


また、この先の波に関しても、しばらくは胸~肩くらいのサイズが残ると思います。
朝イチはもちろん、風の弱いタイミングを狙えば、今週末(6日/7日)も期待できるのでは?
そして、来週(8/8週)からは、いよいよ台風のウネリも届きそうなので、動き次第では、最高のコンディションになる可能もありそうですね。


ただし、夏休みに入ってから、全国的に海難事故が多くなっているので、体調管理に気を配って海に入るようにしてください。
また、無理は禁物!ガツガツせずエントリーを諦める余裕も持って行動してください。

なお、そろそろエイの目撃情報も増えて来ましたので、インサイドでも可能な限り足を着かない/パドルで移動する等、自分の身は自分で守りましょう。
海での事故や怪我は自己責任ですので。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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