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JPSAグラチャン決定!

2006-10-23 更新
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■田中英義の活躍
10/22(日)に仙台新港でJPSA史上最年少のグランドチャンピオンが誕生しました。もちろんその名は田中英義。しかも、最終戦の「OXY ALL JAPAN PRO」を優勝で飾ってのチャンピオン獲得でした。特に後半のサーフィンはチャンピオンたるに十分な内容で、QFでは牛越峰統、ファイナルで河野正和、の歴代グランドチャンピオンをマンオンマンで敗っての勝利はその実力が決してフロックではないことの証。海から上がってきた英義を浦山哲也、牛越峰統らが待ち構え、ビール掛け、肩車で祝福。勝利インタビューで、「世代交替できてよかった!来年は世界に出ます!」と頼もしい発言も飛び出す絶口調ぶりでした。振返れば、大野兄弟不在、ダレン・ターナーをはじめとする逆輸入外国人サーファーの活躍でベテラン勢の頑張りが頼みの綱となっていた今年のJPSA。そんな状況の中で誕生した、弱冠20歳のニューヒーローは、今後も国内外を問わず、日本サーフィン界引っ張っていってくれるに違いないでしょう。

■混戦のウィメン
一発逆転可能な700p以内に8名がひしめき合う最終戦前のレイティングでしたが、2位の谷口絵里菜がQFで、3、4位の田原啓江、高橋すみえがSFで敗れた時点でファイナル進出を決めた萩原水紀の初グランドチャンピオン獲得が決定。優勝1回、2位が2回、4位が1回と、年間通しての安定した成績が彼女をグラチャンへと導きました。ちなみに、ファイナルを制したのは仙台の波を得意とする杉浦麻里衣。よほど相性がいいのか、残り5分過ぎに逆転の8点ライドを決め、見事にオールジャパン3連勝を飾っています。

JPSAは11月4、5日に鴨川で開催されるロングボード最終戦「ALL JAPAN PRO」をもって2006年度の全てのコンテストを終了させます。

■結果
【MEN】
優勝:田中英義
2位:河野正和
3位:ペペン・ヘンドリック、上條将美
【WOMEN】
優勝:杉浦麻里衣
2位:間屋口香
3位:植村未来
4位:萩原水紀

■最終レイティング
【MEN】
1位:田中英義
2位:ダレン・ターナー
3位:浦山哲也
4位:牛越峰統
5位:ダニー・メルハド

【WOMEN】
1位:萩原水紀
2位:杉浦麻里衣
3位:谷口絵里菜
4位:田原啓江
5位:間屋口香