「モルジブトリップ2016年GW①」
2016-08-26 更新
知り合った人によく聞かれる質問。
「今まで行った中でどこの波が良かったですか?」
旅の行き先は決して波だけで選んでいないのだが、波?と聞かれると真っ先に思いつくのがこれまでに3回行ったことのある「モルジブ」の波だ。
モルジブに初めて行ったのが今から25年ほど前で、当時雑誌に載っていた記事を何度も読み直して渡航を決めたことを思い出す。
そして、今まだ見たことがないクリスタルのような海にパーフェクトにブレイクする波を最初に目にした時にまるで夢の中にいるような気分になった...。
1回目はロヒフシ。2回目はタリビレッジというリゾートにステイした。どちらにもリゾート滞在者しか入ることができないレフトのポイントブレイクがあって、少ない人数で乗り放題なのが魅力だった。
3度目に訪れたのは2000年。
ローカルのマンボーとスリランカでサーフショップを始めた年、4月のオフシーズンに店を閉めてスリランカ人のサーファー5人と日本からの友人達(Lost代理店を経営する西井プロと彼の友人達)とボートトリップに行った。
初めてのボートトリップ。心配だった船酔いもな、く波にも当たった。
しかも、何度も貸し切りセッションがある最高のトリップとなった。
日中は波乗り、日が暮れると釣りの毎日で、トリップというより合宿といったイメージだ。
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昨年の仲間内の忘年会で、モルジブに行こうと話が出た。
最近、サーフィン旅行は単独か少人数が多かった。
モルジブのボートトリップは先人がいる時などは、全員で一気に入らないように近くのポイントに分散して入るなどのマナーを守れば仲間達とワイワイ楽しむのに最適だ。
そして、早朝や夕方の貸し切りタイムもある。
今回の参加者は6名が既婚者で独身が3名。
みんな行く前は会社、家族に言い出すタイミングに相当な気を使ったそうだ。
集まった仲間は総勢で9名。以前のコラムにも登場した昔からの仲間もいれば、僕が働くお店のお客様、仕事上の取引先、スキー場の主任、駒沢スケートパークのローカルと様々だ。
今回の旅のユニークなところは現地集合、現地解散。
ボートの出発する時間に間に合うよう空港で待ち合わせ、帰りのフライトに合わせてボートが港に着く時間も指定した。
ゴールデンウィークは飛行機代が普段より高い設定で、1日出発が違うだけで料金が大幅に変わる。
旅慣れた仲間たちの中にはシンガポール経由で行くとか、調べたらマレーシア航空が一番安いからそれで行くとか、それぞれの主張で4パターンくらいのグループが分かれた。
僕はせっかくモルジブに行くならスリランカのローカル達と会いたかったので、スリランカ航空を利用して1泊だけだけど仲間3人とスリランカを経由することにした...。
続く
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