南房総エリア
2016-09-07 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

前回(8/31更新)のレポートは、台風10号通過直後のクローズアウト状態での地形チェックとなってしまい、その後数日間バックスエルが続いた当エリアですが、取材した昨日(9/6)からは、かなりサイズダウン傾向となり、地形チェックにはもって来いとなりました。
と言う事で、果たして台風10号の影響で地形に変化が有ったのか?当エリアの「地形レポート」今週も早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所方面側、前回(8/30)のレポートで「全体的に平らな地形になった様です」とお伝えしましたが、申し訳ございません。。。
間違った判断だった様です。
バックスエルが続いていた頃は、まだサイズに助けられて、ミドルタイドを中心に、良いコンディションでしたが、ミドル付近の地形が深めの様です。
・9月6日(火)、ハイタイド約1時間30分後の監視所側。

まー、それでもミドルタイドでしたら、インサイドの地形に反応して、ライトブレークのみ乗れています。
そして教習所前。
こちらも、ミドル~インサイドが深めで、写真のブレークもこの後ウネリに戻ってしまいました。
・9月6日(火)、ハイタイド約1時間30分後の教習所。

次はお隣『千歳』。
全体的(3ピーク共)に大きな変化は無い様で、取材時は潮の多い時間帯でしたので、厚目の波が目立ちました。
まずは正面から。
そうは言っても、サイズが有りましたので、充分楽しめていました。
・9月6日(火)、ハイタイド約1時間40分後の正面。

・9月6日(火)、ハイタイド約1時間40分後の左寄り。

・9月6日(火)、ハイタイド約1時間40分後の右寄り。

なお、特に潮の少ない時間帯は、引き続き、両サイドのインサイドのリーフにお気をつけ下さい。
そして和田方面『花籠』。
前回(8/31更新)のレポートで、インサイド寄りが深めなのでは!?
とお伝えしましたが、やはりその通りだった様です。
それでも腰~腹サイズは有りましたので、ファーストブレークで1アクションは入れられそうでした。
・9月6日(火)、ハイタイド約1時間50分後の正面。

・9月日6(火)、ハイタイド約1時間50分後の右寄り。

そして、旧公民館前寄り。
こちらは、しばらく安定した地形が続いていましたが、この日を見る限りでは、インサイド寄りが深めになってしまった様で、途中でウネリに戻ってしまう波が目立ちました。
・9月6日(火)、ハイタイド約2時間後の旧公民館より。

続いて『大原駐車場前』。
ここ数ヶ月間良い地形をキープしていたので、何回か前のレポートで「完全復活」を宣言しましたが、この日の波を見る限り、残念ながら10号の影響で、地形が壊れてしまったようです。
・9月6日(火)、ハイタイド約2時間後の大原駐車場前。

引き続き、見守っていきたいと思います。
そして最後に『白渚』。
アウト寄りにはバンクが有る様で、写真のような波がブレークしていましたが、その後ウネリに戻りがちでした。
・9月6日(火)、ハイタイド約2時間10分後の河口より。

引き続き、サイズが無い時や潮の多い時間帯は、コンディションを落としてしまいそうな地形でした。
そしてS&S寄り。
こちらの地形は、河口より程深めでは無い様で、インサイドまで乗り継げる波がブレークしていました。
・9月6日(火)、ハイタイド約2時間10分後のS&S前。

以上が、今週(9/6チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
9月に入っても、相変わらず高目で、まだ「長・半袖タッパー+トランクス」、裸の方もチラホラ・・・。
ただ流石に、朝・夕は少し気温が低めになって来ましたので、「スプリング」を一枚お持ちになれば、充分対応できると思います!
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!
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