「モルジブトリップ2016年GW③」
2016-09-07 更新
スリランカの南西部で1泊した翌日、僕たちは17時発のモルジブ行きの飛行機に乗るため、再びローカルのデリックの運転する車に乗り、コロンボ空港へ向かった。
僕たち4人がチェックインを済ませ、搭乗を待っていると丁度日本からの便が到着した。その便に今回参加の二人のメンバーが乗っていて合流。仲間が増えて会話も弾む。そして、楽しい気分が加速する。
コロンボからモルジブの空港マーレまでは僅か1時間強。空港に降り立つとすでに昨日の便で先入りしていたアルツ磐梯スキー場の主任が笑顔で迎えてくれた。2時間ほど空港内のファーストフードで盛り上がっていると残りの2名(御夫婦)も無事に合流。
いつも日本で会っている仲間たちなのに、そこが海外というだけで、とても新鮮だ。
小学生のようなウキウキした気分の9人全員が揃ったところでナビゲーターに案内され、僕らはドーニと呼ばれる小型の水上タクシーに乗った...。
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1時間ほどドーニに揺られ、マザーボートに到着。
早速、乗船するやいなや、「この船サイコーだな!」とみんながウェルカムドリンクを片手に口を揃えた!
船室は8部屋、それに船首にリビング、船尾にはオープンデッキのダイニングテーブル、2Fは全員がダンスできるほどのバーラウンジとソファ、3Fは朝日や夕陽を眺めるのに最高のオープンスペースがあって全員分のサマーベッドが敷いてある。
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今回僕らの世話をしてくれるクルーは6人。
モルジブ人の船長と副船長、スリランカ人のシェフ、インド人のバーテン、バングラデッシュのクリーナー2人。見た目はほとんど同じ出身のように見えるが、色々な国から来ている人たちだ。
彼らの笑顔もNice!
船はアンカーを上げるとサーフポイントのある北マーレへゆっくりと進み出した。日中は30度を越す猛暑だが、日が沈めば気温も下がる。頬を打つ風も爽やかだ。
この旅で最高という言葉を何度使ったか覚えていないが、出発の瞬間は確かに最高だった...。
船が停泊するのは決まって環礁の内側。僕らが波乗りを楽しむのはパスと呼ばれる島と島の間にあるカーブリーフに沿ってブレイクする波だ。その環礁の内側は湖のように静まり返っているから、船酔いが心配な人にもこのモルジブボートはお勧めだ。
出港して1時間ほど経つと翌朝案内するサーフポイントの近くに着いたようだ。船長が今晩の停泊する場所を確認してアンカーを下ろした。
船室が8部屋もあるので、夫婦が1部屋を使うと贅沢にもみんな個室になる計算。割り当てられた部屋に荷物を入れて思い思いにセッティングをしている。
僕は荷物が少ないのでボードにフィンを取り付ける時間を入れても10分もあれば荷解きが終わってしまう。興奮した状態だったけど、明日の波乗りに備えて早めに部屋に入り就寝することにした。
明日はどんな波が待っているのだろうか楽しみだ。
翌朝仲間の声で目を覚ますと船はすでにジェイルポイントに到着していた...。
続く
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