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一宮エリア

2016-09-23 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

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前回の更新(9/15)直後から、週末まではオフショアコンディションもまじり、オンショアも予想より弱かったので、荒れた様子はありませんでした。
しかし、前線が停滞し腰~腹サイズの力が弱く物足りない波になってしまいました。

それでも、午前中の引きに向かう時間帯で、形になるタイミングもあり、潮が少なくなるにつれサイズの割りに距離が乗れるコンディションに変化したので、どうにか練習できる状態ではありましたね。

今週に入って(9/19)からは、台風が沖を足早に通過していきましたが、その後のウネリは届かず、オンショア続きのままの腹~胸コンディションとなっています。


それでは、直近の各ポイント毎の地形レポートをお届けします!

ご注意!)
24日(土)はトライアスロン開催で、駐車場の利用が不可となるかも?です。


【一宮】
9/21水曜日の13時半頃、上げ始めていましたが、潮の少ない時間帯での地形レポートです。
全体的には、前回(9/15更新)と大きな地形の変化はありませんでした。

中央から左側は、アウトの地形が肩~頭以上のサイズにならないと形にならず、ミドルセクションまで深い状態なため、基本ショアブレイクのみの地形です。
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しかしながら、胸サイズ以上になると、潮が多い時間帯や上げに向かう頃を狙って、インサイドでまとまった形に反応する、ショアブレイクを見つけることができるかもしれません。
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右側も、真ん中にできた地形がメインになっていて、最近のオンショアでカレントが強まり、胸前後のサイズでは、潮が上げに向かうタイミングでボヨつきやすく、フェイスが途切れたり、変わらず癖のある地形になっています。
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こちらも、肩~頭サイズで反応する地形がアウトにありますが、複雑に反応するので、スムーズに乗り繋ぐのが難しくなっているようです。
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少しずつミドルエリアでの反応がよくなっているので、地形が広がり傾向な雰囲気ですが、堤防周辺も深くきまった形になる地形がないので、最近は人気もそこそこですね。。。
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ご注意!)
24日(土)はトライアスロン開催で、駐車場の利用が不可となるかも?です。


【サンライズ】
水曜日9/21、14時半頃の様子から地形を判断します。潮が上げに向かい、この日のような風波の場合は、フェイスが途切れやすくボヨつきが気になってくるタイミングです。

ここも地形の変化はなく、一宮のようにミドルからインサイドに差し掛かるセクションが深くなっている状態です。
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やはりスムーズに乗るのは難しくなっていますが、所々でアウトの地形から反応する波が、少しずつ繋がるようになってきた印象です。
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潮が多い時間帯や、サイズが胸以外だと、アウトと手前に波が別れてしまうので、インサイドがメインになってしまうかもしれません。
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右側の堤防周辺には、レギュラーの地形が残っているものの、オンショアや肩以下のサイズでは、ハッキリとした形にはならない様子でした。
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このままのサイズが続くと、オフショアコンディションか、潮が多いタイミングでのショアブレイク狙いに限られてしまう様な地形だと思います。


【東浪見】
9/21水曜日15時頃の地形チェック。潮が上げに向かい、ミドルタイドに近くなり、波の反応するエリアが限られ、アウトの波数が減少してきました。

ここも地形に変化はなく、堤防周辺や中央には、アウトから反応する地形が所々に残されていましたが、周りが深い為、潮が上げに向かい出すと、胸以下ではフェイスが短くなり、ボヨつきやすくなっていました。
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やはり、頭近いサイズがないと、スムーズに繋がらない雰囲気です。
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一宮やサンライズと比べると、狙えそうなショアブレイクができる地形はなく、複雑なミドルセクションがメインになっています。
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最近は、左側のアウトや、右側のインサイド寄りの地形が、少しずつマシになってきたような印象も有りますが、今のところは、おススメできるような地形はありませんでした。


【志田】
水曜日9/21の15時半頃、潮が上げに向かい、ミドルタイドのタイミングで地形を判断します。
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手前に砂が集まり、ミドル~インサイドがメインになる地形ですが、一宮~東浪見とは違い、アウトに中途半端な地形はなく、カレントで所々波の反応が複雑になるセクションがあるものの、一定に平らな地形になっていました。
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右側の地形は崩れてしまい、きまった形になるピークはなく、この日のようなオンショアコンディションでは、カレントが強く波がまとまりませんが、余計な深みがないので、オフショアコンディションになれば、このエリアの中なら、一番素直な波質かもしれません。
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潮が少なくなると、インサイドが特に浅くなるので、波がホレやすく素早いブレイクになってしまいそうな地形ですので、狙うのなら、潮が上げに向かう時間帯や、多い時間帯の方が無難だと思います。


ここからは、昨日9/22(木)の地形チェックとなります。
【太東】
9/22木曜日9時半頃の様子から地形を判断します。引き始めてはいますが、潮が満タンに近い時間帯です。
今週(9/19週)に入ってからは、オンショアが多くなり、サイズの割りにカレントが強い印象です。

インサイド~ミドルエリアが地形のメインになっていて、アウトのピークはカレントに反応してブレイクしている様子でした。
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最近は、沖に出るカレントが左寄りになり、堤防からの流れが弱まっているので、ピークも堤防からやや離れた場所にできていました。
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サイズが上がった場合は、潮が少なくなるにつれピークからワイドに反応してしまうのかもしれませんね。。。
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この日は、腹前後のサイズがあるものの、風波コンディションでウネリがまとまらず、形になる波は少なくなっていましたが、ピークの位置が安定していたので、地形的にはそこまで悪くない様です。
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潮が引いている時間帯は、カレントに影響されやすいので、上げている時の方が無難だと思います。
オフショアコンディションになれば、期待できそうな地形ですね。


【夷隅】
木曜日9/22の10時半頃。潮は引きに向かっていますが、この日はあまり変動がなく、潮の多い状態になっていました。
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やはりウネリがなく、風波コンディションなので反応が悪く、カレントに影響されてブレイクする波質です。
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前回(9/15更新)と比べても、徐々に地形が手前(インサイド)に寄ってきている印象で、潮が多い事もありますが、ミドルエリア~沖は、頭近いサイズがないとピークになっていません。
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潮が少ないタイミングでも、最近はオンショアの影響で無駄なカレントが強まり、形も複雑で、ボヨついている波が目立っていました。
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そんな良くない中ですが、No.1~4まで似たような地形ながらも、No.2が反応するエリアが一番広い状態で、潮の少ない時間帯を狙った方が、波数は増えると思います。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


さて、水温です。
未だ25℃前後あるものの、流石に外気が涼しくなり、トランクス&タッパー~シーガルの範囲で様々で、何が正解か?
ベストな装備は、その日のお天気次第ですが、個人的には、スプリングとロンスプorシーガルのご持参が無難だと思います。


また、この先の波に関しては、前線が停滞しているので、しばらくの間はまとまったウネリが届く雰囲気はなく、更にコイツの動き次第では、風向きが変わりやすくなるのかもしれません。
この先は、オフショア予報ですが、サイズが足りず、各ポイントでピークが限られてしまいそうです。
オフショアなら、先週(9/12週)のように、午前中が狙い目になると思います。
また、南の方には、台風のタマゴがウロウロしているので、次回の更新頃に様子が変わるかもしれませんね。。。
ご注意!)
24日(土)はトライアスロン開催で、駐車場の利用が不可となるかも?です。


今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!


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