南房総エリア
2016-09-28 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

先週(9/21更新)の当コーナーの冒頭で、すっかり「秋モード全開」とお伝えしましたが、ここ数日の陽気は、まるでまた夏に逆戻り!?したかの様です。
しかも水温まで上昇して、スプリングで暑すぎる程。
一体どうなってしまったのでしょうか・・・。
温かいのは嬉しい限りですが、自然界の反動がちょっと心配です。
さて、今回の取材は台風17号の南寄りのスエルが反応し始め、風も弱くどこも良いコンディションに恵まれていました。
そんな中での当エリアの「地形レポート」今週も早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所方面側、前回更新(9/21)時よりは、地形が上向いて来ましたが、まだ岸寄りに深い箇所が有り、潮の多い時間帯ですとブレークしづらく、ショアーブレーク気味になってしまいます。
・9月27日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所前。
こちらも、監視所側とほぼ同じ様な地形で、潮が多い時間帯は、コンディションを落としてしまいます。
・9月27日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は、ほぼロータイド時でしたが、厚目のブレークがほとんどでしたので、やはり引き続き深目の地形のようですね・・・。
となると、やはり潮が多くサイズが無い時は厳しい地形の様です。
・9月27日(火)、ロータイド約10分後の正面。

・9月27日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

・9月27日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。

また、引き続き、インサイドのリーフにはくれぐれもお気をつけ下さいね。。。
そして和田方面『花籠』。
やはり南寄りのウネリですので、和田方面に行くと一気にサイズUPしていました。
そのサイズのせいか、スープもウネリに戻ること無くインサイド迄押し寄せていましたが、潮の多い時間帯やサイズが無い時は、厚目でショルダーの短い波となってしまそうですので、大きく地形が改善した訳では無さそうです・・・。
・9月27日(火)、ロータイド約20分後の正面。


ですので、若干潮が乗っているくらいの方が、コンディションが上向きそうな地形です。
そして、旧公民館前寄り。
こちらも、ご覧の様にサイズが有るので、スープがインサイド迄押し寄せていました。
・9月27日(火)、ロータイド約30分後の旧公民館より。

続いて『大原駐車場前』。
この日は、潮が引いていてサイズが有ったので、充分乗れていましたが、やはりサイズが無く、潮の多い時間帯等には、コンディションを落としてしまう地形は、大きく変わってはいない様です。
・9月27日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
こちら側は、前回(9/21更新)同様、かなりの遠浅/平らな地形になっている様で、ワイドブレーク気味でした。
引き続きお勧めの時間帯は、ミドル~ハイタイド近辺となる地形となっている様です。
・9月27日(火)、ロータイド約40分後の河口付近。

そしてS&S寄り。
こちらは、かなり良さそうな地形をキープしている様で、写真のような波がブレークしていました。
・9月27日(火)、ロータイド約40分後のS&S前。

以上が、今週(9/27チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回(9/21更新)では、「ここはズバリ、ロングスプリングが一押し!」と、迷う事無くお勧めしましたが、日中のサーフィンを考えたら、夏用のアイテムもお持ちになられた方が、よろしいかと思います。
ただし、ここ数日の陽気と水温の高さが、いつまで続くのか?次第ではありますが。。。
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届けします!
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