地球温暖化を防ぐためには？

インターネットや雑誌などの各メディアで「サーフポイント消滅の危機」といった記事を目にすることが増えてきました。消波ブロックの投入、それに伴う砂浜の浸食の影響による危機は皆さんもよくご存知かと思います。しかし、それ以外にもサーフポイントが無くなってしまう原因があります…それが”地球温暖化”。

地球温暖化は、大気中の二酸化炭素が急激に増加したことにより、大気が温室のように包まれた状態になることで気温が上昇する現象。この影響で南極やグリーンランドといった寒冷地の氷が溶け始め、海面水位が上昇。その結果、世界中の海岸線が大きな影響を受けると言われています。世界中のサーフポイントだけに留まらず、モルディブや南太平洋の島々に至っては島全体が海に沈んでしまうとか…。

先日20日（土）より、全国の東宝系の劇場で映画『不都合な真実』が封切されました。この映画は元アメリカ副大統領で2000年の大統領選でブッシュ現大統領との大接戦を演じたアル・ゴア氏が世界各地で開催した「地球温暖化に関するスライド講演会」の内容を収めたドキュメンタリー作品。この作品では、「現在地球上で起こっている真実」を伝えると同時に、「私たちは今何を出来るか」を伝えています。

まずはちょっとしたことから…
例えば、暖房の設定温度をいつもより低く、冷房ならいつもより高くしてみる。使っていない電気製品のスイッチを切ってみる。電源ケーブルを抜いてみる。リサイクルを心掛ける。
そんな些細なことでも、二酸化炭素の排出量を削減できるんです。もちろん、天ぷら油などのバイオ燃料で走る車にしてみたり、エコカーに乗り換えてみてもいいかも。
皆さんの普段の生活を少し見直すだけで出来る事があります。すぐに出来なくても、これから出来る事もあります。

何十年後もサーフィンが楽しめる環境であり続けるために、”何ができるのか？”を考えてみても良いかもしれませんね。

※映画『不都合な真実』についての記事が、エイ出版社発行のフリーマガジン「everblue」最新号（vol.16）に掲載されています。チェックしてみては！？