カリフォルニア取材第2弾「ASRレポート」
2007-02-13 更新
第2回となる今回は、1/25~1/27にかけてサンディエゴで開催されたトレードショー『ASR』の様子をレポート!
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とても素敵な街でした、サンディエゴ。なんていったってカリフォルニアでも一番南にあって、隣はすぐメキシコ。本当に人種もいろいろ、メキシカンな料理も多く、日本で言えば、九州と沖縄の境い目といった感じでしょうか。
そんなサンディエゴのコンベンションセンターという巨大なスペースで、3日間行われたASRショー。ちょっとだけ中を見てきました。
きっとみなさんASRというのを知っているのでしょうが、僕は知らなかったので、そんな人の為にちょっと説明すると、簡単に言えば、サーフィン業界の品評会。新しいサーフィンのギアや服の流行、なんでもここから生まれているらしいのです。要するに、ファッション業界で「今年の流行は、この色」と決めているのと似た感じがします。
実際には、各メーカーが力を入れている新作を発表し、取引業者といかに契約するかといった感じで、商業的要素も大きいイベント。でもそこはサーフィン。あまりそんな感じを受けず、ビキニの女性がフラフラしていたり、ファッションショーを本格的にやっていたり、スケボーのランプが作られていたり、プロサーファーがいたり、なんだか人と物とが動き回っていて、パワーがみなぎっている空間で、一周まわっただけで疲れきってしまいました。
そんな中で面白かったのは、ローラースケートの車輪が横についているもの。横滑りするようにできたローラースケートだ。実際、街で滑っている人を見かけたけれど、スネークボードのように足を前後させてスイスイ進んでいく姿は、新しいと感じるものでした。
ミッキー・ムニョスさんがバルサボードを削る実演や、ビンテージボードのオークションがあったり、グレッグ・ノールさんが自分のポスター売っていたり、ジョエル・チューダーも来ていたようだけれど、僕的には海に入ってた方が楽しかったかな、なんて思ってしまいました。
久米 満晴
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