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湘南藤沢エリア

2016-11-02 更新
皆さんこんにちは!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の畑 国男です。

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先週更新(10/26)時は、腰~腹ぐらいありましたが、その後は膝~腿に下がり、29日(土)には低気圧の通過で、再び腹~胸肩ぐらいまで上がり、全域で遊べる波になっていました。
しかし、南東うねりで、東から西への流れがきつかったですね。。。

また、翌日曜日には大きくサイズ下がり、31日~1日は弱い気圧の谷に入って、再び南東寄りのうねりが入り腿~腰前後に。
と、変わり易い秋の空に即して、波もアップダウンした1週間でした。

ただ地形を良くも悪くも変化させるような荒れ方はなかったので、相変わらず全域でミドル~インサイドがやや浅めな地形が続いていますが、藤沢の地形レポートをお届けします。


【辻堂】
変わらずミドル~インサイドがやや浅めです。
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膝前後でも潮が少し引けばブレイクするぐらいの水深を保っています。
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腹以上になれば、広い範囲でブレイクし、潮が引き過ぎない時間帯なら、まあまあ乗れる波になってきます。
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狙い目が難しいのがこのサイズ。。。上げ一杯と引き一杯の丁度間くらいの時間帯を狙ってみてください。


【湘洋中前~スエヒロ】
この辺も変わらずの地形ですが、
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インサイド寄りは辻堂より少し浅めですので、辻堂で割れてないサイズ/時間帯でもブレイクしている事が良く有りますから覗いてみてください。
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腹以上になれば、潮の量に関係なく乗れる波になりますが、波質は大きく変わり、好みにもよりますが、潮が多目の時間帯の方が優しい波になる傾向です。
ただ、ビギナーの方には、胸以上になってくると地形が浅い分、ちょっとホレるブレイクになってきますので、辻堂の方が練習し易いと思います。


【地下道前】
ここも大きな地形の変化はないようで、インサイド寄りがこの辺りでは一番浅めな気がします。
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こんなサイズでもショートで何とか乗れそうな時間帯がありますので。
したがって腰以上のサイズのときは、
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潮が上げている時間帯の方が乗れそうな地形です。
以上を踏まえてチェックしてみて下さい。


続いて鵠沼方面。
【銅像前~青壁】

この辺りも全体的には、大きな地形の変化はなく、
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インサイド寄りが浅めですので、小さいときほど潮が多めの方が乗れる波になる傾向です。
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サイズがあった日はミドルから乗れる波で、選べば遊べる波でしたが、相変わらず人が多かったですね。。。

「水族館前周辺」は、このところ南東寄りのうねりが多いため、他より極端に小さく、他が腰ぐらいあっても脛~膝、胸前後でも腰ぐらいでした。。。
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銅像前でこれくらい有っても、
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ここは、ぱっと見こんな感じですから。。。
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波もトロ目なので、浮力のある板やロングボード向きな感じでした。


今回の各ポイント/エリア毎の地形レポートは以上になります。


そして水温
まだ少し高めですが、気温が下がってきて、風も冷たく感じるので3mmジャージフルスーツぐらいが、ちょうどいいかな~となって来ました。


さて、この先の波ですが、3日に次の弱い気圧の谷に入るので、また少し変化がでそうです。
また、日本の南にある熱帯低気圧が、台風に変わる予報もあり、どれだけ発達するか?また通るコースによっては、週末(11/5・6)に反応があるかもしれないので、今後の最新の気象情報や波情報はマメにチェックしておきましょう。


最後に毎回のお願いですが、残念なことにルールを守らず、マナーの悪い人を見かけます。
藤沢エリアは昔から人が多く集まるところですが、混雑していても、守るべきことを守っていれば、事故や怪我、トラブルを最小限に抑えることができると思います。
ルールやマナーを熟知~理解して、楽しく波乗りしましょう!


今回は以上です。

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