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最新スリランカ情報

2007-04-18 更新
先日、一週間ほどの暇ができたので、思い切ってスリランカに行ってきました!
出発の当日、現地の空港でテロがあり、かなりビビリましたが、予定を変える訳にもいかず、取り合えず出発しました。

そこで、このコラムの本題に入る前に、一言言わせて下さい。

「せっかく頑張ってツーリズムを盛り上げているローカル達が本当に可哀想です。
自分の懐の事しか考えられない一部の政治家のせいで情勢はいっこうに良くなりません。
スリランカも早く殺し合いの無い国作りをして欲しいと痛切に願います。」
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では、気を取り直して、書かせて頂きます。

3月下旬ともなれば南西海岸(ヒッカドゥワ周辺)はシーズン終盤。
人も少なく、のんびりサーフィンが楽しめると思った。
電話で直近のチケットを聞くと、三日後だった。

今回の便は、モルジブ経由ということもあって、熱々の新婚カップルを横目に一人座席に座り11時間のフライト…。
コロンボ空港から、更に車に揺られ、ようやくヒッカドゥワに到着したのは夜中。
眠い目をこすって、出迎えてくれたババちゃん夫婦と久しぶりの再会で盛り上がった。
※ババちゃんは「あの夏は忘れない」にも登場する、チョッとした有名人です。

数時間の睡眠をとり目が覚めると、グラッシーな胸くらいのブレイクが窓から見えた。
一瞬で目が覚め、トロピカル用ワックスをボードに塗り、海に走った。
ハイシーズンは混雑するポイントだが、この時期ともなれば、さすがに空いている。
狙い通りだった!
レフト/ライト、好きなポジションから好きなだけ波に乗り、オンショアが吹き出すまでの5時間、潮漬けになった。

海から上がるとローカル達がA-frame shopに集合していた。
今回は2年ぶりのスリランカ帰郷(?)だったので感動もひとしおだ。
しかし相棒のマンボが不在…。
どこへ行った?と聞くと、もうすぐシーズンインの東海岸アルガンベイに、ゲストハウスを造りに行っているとの事。
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翌日もその翌日もヒッカドゥワの波は続いた。

そして相変わらず貸切状態。
早起きすると、誰もいないラインナップが少し寂しいくらいだ。

メインポイント隣のナリガマも、早目のブレイクだが楽しめそうなブレイクだった。
しかし、まる3日間浮気せずに、クオリティが良いメインポイントだけでのサーフィンを満喫した。

もう少しサイズアップすればチューブになりそうだが、今回のトリップでは残念ながらチューブに入ることはできなかった…。
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三日目の夕方、海から上がるとババちゃんが、アルガンベイにいるマンボに会いに行こうと提案してくれた。
治安が心配だったのは事実だが、荷造りをして出掛けた。

ヒッカドゥワからアルガンベイまでは、車に10時間揺られる道のり。
それまで3日間の波乗り三昧がたたり、車に乗ると同時に深い眠りについてしまった…。
※ゴメン!ババちゃん。

目が覚めると、すでにアルガンベイ近くまで来ていた。
車は次第に、舗装されていない道に入り、ジャングルの中を抜け、ようやくピーナッツファームサーフキャンプに着いた。

マンボが走って出迎えてくれた。
マンボは出会った頃よりも自信に満ちあふれているように見えた。

久しぶりの再会に感動!
話は尽きなかったが、気になる波(アルガンベイメインポイント)をチェックしてみると、無人のラインナップに胸くらいのパーフェクト・ライトが次々にピールしていた。
※この時期(3月下旬)は、西/東ともにサーフィン可能なシーズンという事になる。

波を期待せず、板をヒッカドゥワに置いて来てしまった僕は、大後悔するはめとなった…(泣)。
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日が暮れてくると、ビーチでBBQが始まった。
アルガンベイのローカルも集まり、巨大な魚を火に掛け、ワインを飲みながら皆で焚き火を囲んだ。

アルコールに弱い僕は、いつの間にか記憶を失っていた。
朝方、燻る焚き火の横で、一人砂だらけで眠っている自分がいた。

ここは、野生のジャングルのど真ん中だ。
色々な鳥の声で目覚め、やがて朝日を迎え、とてつもなく暑い1日が始まる…。

さぁ!一泊のスリランカ国内ツアーを終え、マンボと再会を約束し、僕はアルガンベイを後にした。
この後待っているのは、10時間のドライブと10時間のフライトだ…。
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最後に、これからシーズンとなるアルガンベイエリアですが、未だ情勢不安による危険が伴う場合も有りそうです…。
行かれる方は、必ず現地情報を確認してから行動する事を心がけてください!
リスクが伴う可能性も有る事を忘れずに!

ではまた。