不法投棄とサーフポイント
2001-09-13 更新
台風スウェルもバンバン入り、地域によっては波有り過ぎ~なんて嬉しい悲鳴も聞こえてきちゃったりする今年の夏だが、海沿いを車で走ってると以前は入れたはずの海への入り口にチェーンが張ってあったり、杭が打たれたりして侵入禁止だった事が無いだろうか?それは今年の初夏の事、日曜日でも人が少ないお気に入りのポイントの入り口がいきなり封鎖されて困った僕は、早速役場に問い合わせると、返ってきた答えは「不法投棄が多いから」である。確かに人が少ないポイントだし、平日なんて釣りをしているオジサンか数名のサーファーがいれば良い程の場所。ゴミを捨てるなんて簡単な事で、良く見渡すとテレビや冷蔵庫等、車まで捨ててある始末だ。それから気にして海沿いを走ると、やはり侵入禁止の場所が一杯あり、少なくとも、4WD以外の車で入れるポイントは殆ど無いに等しい程になっていた。確かに海沿いに車が入れなくても、歩いていけば海には入れる。ただ、路上駐車にもなるし、波チェックもめんどくさくなる。場所によっては入り口を封鎖されただけで、そのポイントには入れなくなる事も考えられる。結局、それ以来そのポイントには近づかなくなり、鋪装された駐車場がある混雑したサーフポイントに通うようになってしまった。あなたの良く通う海沿いも同じ状況では無いだろうか?そもそも今年の4月に家電リサイクル法が発令されてから急激に増えている不法投棄。ターゲットにされるのは人気の無い河川敷や海沿い。今後はサーファーにとっても頭を抱える悩みにもなりかねない。ちなみに不法投棄の罰則は1年以下の懲役または300万円以下の罰金。もし、産業廃棄物の不法投棄だった場合は3年以下の懲役または1000万円以下の罰金。当たり前だが罪は重いのだ。とりあえず出来る事は、発見したら通報する事だが、役所によると
不法投棄日時
不法投棄場所(位置)
不法投棄物
不法投棄業者
車のナンバー、車種、車の色、その他証拠となるもをひかえる、との事。
ちなみに、写真はデジカメだと後から加工がしやすいから、普通のカメラの方がベターという事。もちろん注意する事や自分では決してしない事(当たり前!)。結構役所自体が無関心の地域も有るし、ビーチクリーンと同様にサーファーが立ち上がらなければいけない問題なのかもしれない。