南房総エリア
2016-12-27 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。

早いもので、今年も残すところ一週間を切りましたが、ザックリと一年を振り返ってみると、「中々、台風が発生しない」と言われ続けながら、その後は立て続けに発生したと思えば、日本へ上陸/接近したりで、今現在も26号がフィリピンへ。。。
この年の瀬に海外とは言え、台風上陸のNEWSなんて、記憶に無いですねえ・・・。
やはりこれも異常気象の一つなのでしょうか!?
それでは、2016年最後の「地形レポート(12/26チェック)」、今週もお届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(12/21更新)のレポートで「インサイド~ミドル付近迄が深目の地形は大分改善された」と、お伝えしましたが、更に砂が付き、全体的にかなり浅くなった様です。
ですので、特に潮の少ない時間帯は、ダンパー気味のワイドブレークのみとなってしまいます。
・12月26日(月)、ロータイド約1時間後の監視所側。

たった一週間で、又々地形が変わってしまいましたが、それでもお勧めはミドルタイド近辺でしょうか。
そして教習所側。
こちらは、前回(12/21更新)レポート時とほぼ変わらない地形をキープしており、取材時は、中潮周りのロータイド約1時間後でしたが、ダンパーにならずに、写真の様な波がブレークしていました!
・12月26日(月)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は、前回(12/21更新)のレポートとは、まったく真逆のシチュエーション(ほぼロータイド時で、そこそこサイズも有った)でしたので、ショルダーの張った良い波がブレークしていました。
・12月26日(月)、ロータイド約1時間10分後の正面。

・12月26日(月)、ロータイド約1時間10分後の右寄り。

・12月26日(月)、ロータイド約1時間10分後の左寄り。

そして和田方面『花籠』。
こちらは、ここ何回かのレポートでお伝えしている通り、明らかに深目の地形は回復しており、特に潮の少ない時間帯を中心に、良いコンディションとなっています。
そのせいか?先週末の土日(12/24・25)等は、相当混雑していた様ですね・・・。
・12月26日(月)、ロータイド約1時間20分後の正面。

こちら右寄りも、
・12月26日(月)、ロータイド約1時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
「お勧めは潮の少ない時間帯となります。」と、前回(12/21更新)のレポートでお伝えしましたが、まさにドンピシャ!
「これ以上何を望みますか!?」と、言っても良い程のレフトブレーク。
・12月26日(月)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

やはり潮が上げてしまうと、コンディヨンが激変してしまいますので、お気を付け下さい!
そして最後に『白渚』。
まずは河口より。
・12月26日(月)の河口付近。

ただ、ミドル付近がまだ深目の様で、途中ウネリに戻ってしまう波がほとんどでした。
・12月26日(月)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

引き続き、サイズが無く潮の多い時間帯は、あまりお勧めできませんが・・・。
そしてS&S寄り。
こちらは、河口寄りに比べても、未だにミドル近辺が更に深目の様でした。
それでも、潮が少なくある程度サイズが有れば、取材時の様な波はブレークするだけの地形が、なんとか有る様です。
・12月26日(月)、ロータイド約1時間40分後のS&S前。

以上が、今週(12/26チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
先週のクリスマスイブの前日に吹き荒れた南西寄りの風により、ガクッと下がった気がします。
流石に、そろそろ「ブーツ」を履いている方もチラホラ、まぁ履かなくても、2時間程度は大丈夫ですが。
ご心配な方は、「セミドライ」に「ブーツ」のご用意をお勧めします。
今回は以上ですが、今年一年ご愛読頂き有難うございました。
また、来年もよろしくお願いいたします!
なお、新年1月は、第二週からのお届けとなります。
それでは「良いお年をお迎え下さい。」
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