南房総エリア
2017-01-11 更新
皆さん、明けましておめでとうございます!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当、千倉の鈴木国雄です。
本年もよろしくお願い致します。

新年を迎えて第一回目の「地形レポート」ですが、1/9未明に通過した南岸低気圧の影響により、1/10(火)の取材時には、どこのポイントも、時折入るビッグセットはまだクローズアウト気味でした!
それでは2週間振りとなりますが、当エリアの「地形レポート(1/10チェック)」2017年初回をお届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、昨年末(12/27)のレポートでお伝えした「かなり浅目の地形」から、ミドルが少し深目な地形に変化した様です。
そのせいか?取材時はジャストロータイドでしたが、ダンパーにはならず、楽しめそうな波がブレークしていました。
ですので、お勧めはハイタイドを避けた時間帯となります。
・1月10日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらも、監視所側とほぼ同じ様な地形でしたが、サイズが有ったのでアウトで充分アクションを入れて乗れそうな波でした。
・1月10日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは、年末年始に何度かサーフィンしましたが、地形的には変化は無く、潮が多くサイズが無い時以外は、そこそこ楽しめる地形をキープしている様です。
今回の取材時は、ほぼロータイド時でサイズもオーバーヘッド有りましたので、3ピーク共エクセレントコンディションでした!
・1月10日(火)、ロータイド約10分後の正面。

・1月10日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。

・1月10日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

流石に正月休みも三連休も終わりましたので、その頃の混雑とは打って変わってガラガラでした・・・。
しかし、ロータイド時は、正面~左寄りインサイドのリーフが露出しますので、今年もお気を付け下さい。
そして和田方面『花籠』。
こちらは、昨年の秋頃から地形が序所に上向き始め、そのせいか?年末年始には連日「激混みマーク」でした。
個人的にも、ホームの千倉がパッとしない時等に、行きたかったのですが、アッと言う間に満車状態でした(涙)。。。
今回の取材時も、写真の様なエクセレントウエーブが!
・1月10日(火)、ロータイド約20分後の正面。

それでも、やはりお勧めは、潮の少ない時間帯となります。
こちら右寄りも、引き続き河口が注いでいるので、良いバンクが形成されている様です。
・1月10日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも以前と変わらず、潮の少ない時間帯を中心に、良いコンディションとなっている様です。
ただし、インサイド寄りに深い所が有るのは改善されてはおらず、どうしてもウネリに戻りがちでした。
・1月10日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口より。こちらは今回の取材時(1/10)で、一番サイズが有りました!
下の写真のテイクオフポジションの遥かアウトで、オバケセットが炸裂していました。
・1月10日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

と言う事は、やはりまだミドル付近が深目の様ですので、潮が多くサイズが無い時はコンディションを落としてしまいます。
そしてS&S寄り。
こちらも、河口同様このサイズでも程良い速さのブレークでしたので、やはり以前と変わらずミドルが深目の地形の様です。。。
・1月10日(火)、ロータイド約40分後のS&S前。

以上が、2017年最初(1/10チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
新しい年を迎えてから三が日迄は、初春の様な陽気に恵まれた当南房総エリアでしたが、天気の良い日等はブーツを履かなくても、2時間前後はいけます。
しかし、そう穏やかな日ばかりでは無いので、引き続き「セミドライ」に「ブーツ」のご用意をお勧めします。
今回は以上となります。
今年も皆様のお役に立てる様なレポートをお届けしたいと思いますので、よろしくお願い致します。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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