南房総エリア
2017-01-25 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週の土曜日(1/21)辺りからサイズアップし始めた波は、翌日の日曜日(1/22)には頭前後に。
しかも南西の強風も伴い、一部のポイントを除き、ハードコンディションとなってしまった当エリア。
その後はサイズダウン気味ですが、それでも地形の良いポイントでは、胸前後をキープして一極集中気味となっています。
そんな、当エリアの「地形レポート(1/24火曜日チェック)」早速今週も、お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(1/18更新)と大きな変化は無く、インサイドからミドル付近迄平な地形となっています。
この時期はロータイドでも、日中は潮が多いので、ダラダラ気味のブレークが目立ちます。
まあ、その分ダンパーチックにはならず、ビギナーの方には最適かと・・・。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間御の監視所側。

そして教習所側。
こちらは、監視所側に比べてインサイド~ミドル手前が、深くなってしまった様です。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらはウネリは有るものの、3ピーク共インサイドのショアーブレーク気味でした。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。

・1月24日(火)、ロータイド約1時間10分後の右寄り。

・1月24日(火)、ロータイド約1時間10分後の左寄り。

なお、ロータイド時は正面~左寄りはインサイドのリーフが露出しますので、引き続きお気を付け下さい。
そして和田方面『花籠』。
こちらは、以前の「ドン深」はすっかり解消されてはいますが、ミドル付近が若干深目の様で、取材時はトップのみブレークして、直ぐウネリに戻ってしまう波がほとんどでした。
ただ、インサイドに良い地形が有り、写真の様な波がブレークしていました。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間20分後の正面。

こちら右寄りは、厚目ながら良いバンクが有るようで、連日サーファーを集め混雑気味となっています。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
「こちらはちょっと暗雲が・・・。」と前回(1/18)のレポートでお伝えしましたが、やはりミドル付近が深目の様で、写真の波も一見良さそうに見えますが、この後、ウネリどころか真っ平らになって消えてしまいました。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口より。
こちらは、前回(1/18)のレポートでお伝えした通り、全体的に浅目の地形に上向いて来た様に見受けられます。
しかし、まだ本来の地形には戻ってはいない様で、潮の多い時間帯ですと、ショルダーの短かい厚目のブレークが目立ちます。
特にサイズの無い時には、その傾向が顕著に。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

ほとんど雨が降らないので、河口の砂が流出する事も無く、しばらく見守るしか無いようですね・・・。
そしてS&S寄り。
こちらは、引き続きミドル付近がかなり深目のままで、残念ながら写真の様な波ばかりでした。
潮が少なく、サイズの有る時以外は、厳しいコンディションとなってしまう地形の様です。
・1月24日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S前。

以上が、今週(1/24チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
安定している様ですが、温暖な南房総でも、流石にここ最近の早朝の冷え込みは「氷点下」なんて日も有り、外に干したウエットが凍ってた!?等と言う話も!
ここは迷うこと無く「セミドライ」+「ブーツ」ですね、
個人的には、北風が強くしかも太陽の出ていない日等は、ヘッドキャップを被るのがマイブームです。
暖かいですよ~。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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