一宮エリア
2017-02-02 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(1/26)後は、南風が強まり風波で物足りない乗り心地ながらも、胸前後が残り、土・日(1/28・29)には風が弱まり、遊べるコンディションをキープできていました。
その後は、吹き返しで北西の風が強まり、月・火曜日(1/30.31)は、遅めのバックスウェルだったのか、水曜日(2/1)の朝二の時間帯から、平均して頭サイズまでアップとなりました。
このエリアは全体的に、頭サイズなるとアウトがメインの地形に反応してしまい、ハードな雰囲気になるようです。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです!
【一宮】
2/1水曜日9時半頃の地形チェックです。引き始めで、未だ潮の多い時間帯でした。
前回(1/26更新)からは、中央右側の地形がアウトに出されてしまった印象に変わり、ミドルエリアの深い状態が続いているので、スモールサイズで距離の乗れる地形は、崩れしまいました。


この地形になってからは、中央から左側が人気になっていますね。
インサイドにも少しずつ砂が集り、余計な深みも解消されてきました。


【サンライズ】
水曜日2/1の10時頃、潮は引きに向かい、ミドルタイド少し手前の時間帯の様子から、地形を判断しますが、ここもインサイド周辺が深くなった様子にかわり、ミドル~アウトにかけての地形が広がった印象です。
ビーチも狭くなっていたので、全体的に砂が沖に出てしまったかもしれませんね。



サイズ次第ではありますが、ミドルタイドを基準に、引きに向かうタイミングを重視して、チェックするのがいいと思います。
潮が少ない時間帯では、まとまりが悪く、見た目よりも雑なフェイスになってしまいそうなので、スモールコンディション以外は、避けてもよさそうです。
【東浪見】
2/1(水)11時頃、潮が引きに向かい、ミドルタイドのタイミングでの地形レポートとなります。
ここもこの数週間で、全体的にアウトの地形が広がった様子に変わり、やはり頭サイズになってしまうと、アウトが遠く、ピークもワイドな為に、ハードな状態になってしまうようです。



サイズが残っているうちは、ミドルより潮が多いタイミングからチェックするのがよさそうです。
【志田】
2/1水曜日の13時半頃の地形レポートとなります。潮は干潮とかさなり、少ないタイミングでした。
全体では癖がなく、一定に砂の集まった雰囲気となっていますが、ここもビーチの砂が削られて、沖に広がった感じがあります。




【太東】
水曜日2/1の14時頃、上げ始めたばかりで、潮は未だ少ないタイミングから、地形をジャッジします。
ここも砂の集まった状態が続き、アウトまで地形が広がっていました。


ミドルエリアにも砂が集り、インサイドにかけては普段より速いブレイクになったので、サイズに対して潮が多いくらいでもよさそうでした。

潮の上げに向かうタイミングで波がまとまる傾向のようです。
【夷隅】
2/1水曜日の14時半頃、上げに向かっていますが、潮はまだ少ないタイミングです。
前回と大きな変化はないものの、最近は頻繁にウネリが届いているので、カレントが強まりやすく、これまでのような形にまとまる地形は崩れている傾向のようです。


ショルダーのヨレが目立っていて、荒れた状態のようです。


ポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて、水温です。
沖の温かい潮が入り、土曜日(1/28)からは、15℃くらいの水温をキープできています。
しかし、再び冷える可能性があるので、フル装備の準備は必要かと思いますが、温かい状態なら3㎜+ブーツで問題ないと思います。
また、この先の波に関しては、日曜日(2/5)に天気が崩れる予報となっているので、また先週(1/27~)の様なコンディションが繰り返されるかもしれませんね。
南風が強まれば、風の影響でまとまりの悪いウネリとなる可能性も大かと。
最近の地形では、サイズが上がってしまうと、アウトがメインになり、風の影響を受けやすいので、一宮のように、インサイドに地形があるポイントからチェックするのがいいと思います。
天気が穏やかな日を狙っても、そこそこの波は残ると思いますが。。。
今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
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